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働かないおじさんは理想の姿

「働かないおじさん」はなぜ量産される? 早期退職で羽ばたけるのか

headlines.yahoo.co.jp


働かないおじさんが増えている様だ。
仕方がないだことだと思う。新人の頃だと働いて出来る仕事が増えれば給与が上がると思い込んでいた。
働いてしばらくすると、仕事が出来ても給与が変わらないことに気が付く。
早く気が付いて、給与を上げたいと思うなら、待遇が良い会社に転職することが出来るが、気が付くのに遅れると、転職が難しい年になってしまう。
今更転職しても、待遇が良い会社に転職が難しいと思って、そのまま会社に残ることになる。

転職が難しい以外にも、職場の居心地良い。
おじさん世代なら、若い頃はサラリーマの昇給が高かった人が多い。この頃の恩恵を受けたおかげて高給を受け取っている。
若い世代と比べて、おじさんは高い給与を貰っている。周りより高い給与を貰っていれば自己満足もできる。幸せの実態は自己満足だから、幸せを味わえる職場を離れようとしないだろう。
辞める要因に、給与が安い、人間関係が合わない、労働時間が長いが定番だが、給与が高いと1つ目の理由は無くなる。長時間労働も給与が高いとやる必要が無いので、3つ目の理由も無くなりやすい。辞める理由がなくなる。

会社の残るから仕事を頑張ろうとは思えない。仕事は頑張っても給与は変わらない。仕事をしたところで、増えるのは業務だけだ。それに応じて、疲労やストレスが溜まる。
働いた結果、疲労やストレスを得るだけなら働きたいとは思えない。
働いてもサボっていても給与が同じだし、サボった方が疲労やストレスが溜まらないなら、サボるに決まっているだろ。働かないおじさんが増えるのは仕方がない。


早期退職で羽ばたけるかと有るが、働かないおじさんは羽ばたけないと思う。
仕事をしていて思うことは、入社数年間は新しいことをするが、それ以降は同じことの繰り返しをする人が多い。
やっている業務の殆どは、その会社のその課でしか役に立たないものが多いと思う。異動したとたん、業務を新人の様な気持ちで覚えていると55歳の次長が言っていた。
僕もそうだが、働かないが同じ会社の残る人は、変化を望んでいない。
変化を望むなら転職したり、自分の事業をしたりとアクティブに行動している。
羽ばたけないおじさんが増えるのも仕方がない。


若い世代は働かない、羽ばたけないおじさんを批判的にみるべきでない。
僕は、こうしたおじさんは、労働者としては理想の姿だと思う。
働いても給与が増えないなら最低限の働きをすることで、労力の割に高い給与を貰っているので、効率がいい。
労働環境で羽ばたくことと言えば、今の職場か転職先で出世することだと思う。
出世すると給与割に仕事の責任が大きくなる。残業代が付かないのに長時間労働をする羽目になる。
必死に働いて、羽ばたいたとしても報われない可能性が高い。報われない分誰かが得をすることになる。それは経営者である。経営者を儲けさせたいなた安い給与で必死に働くのも有りだ。


僕は、必死に働いて出世を目指すのでなくて、働かないおじさんを目指すべきだと思う。
必死に働くことは、自分の時間の多くを経営者に投資することになる。その経営者は報酬を払って労働者に報いる気が無い。リストラにあうと何も残らない。
それなら、労力と時間の提供は程々にしておいて、残りは自分に投資した方が良い。
筋トレすれば年をとっても、体系を維持できて、動けるおじさんになれる。勉強の回しても、何か習得できる。趣味に使えば楽しむことが出来る。
自分の体は一生使うので、自分に投資した方が、裏切られることは無い。