就職すると「仕事は積極的に取り組むべきだ」なんて言われる事が有る。こんなことは、冗談だと思って聞き流そう。
積極的に仕事に取り組めば、「指示に従って仕事をしろ」と言われ、受け身の姿勢で仕事をすると「もっと積極的に仕事しろ」と言われる未来しか見えない。
実際にこうした経験をする人は多くいるのでないだろうか。
雇われでしかない従業員は、受け身で仕事をしていても全く問題ない。むしろ、積極的に受け身の姿勢で仕事をするべきだ。受け身の姿勢を崩してはいけない。
積極的にしても、従業員にとって利益になることは無い。利益が出ても、経営者が全て持っていく。失敗し時は、「誰にも指示されていないことをして失敗した」と言われ、従業員の責任になる。
従業員目線で見ると、受け身の姿勢で仕事をした方が良い。
会社は、従業員が損をさせてでも、利益になることばかりを求めてくる。労働者と会社の利益というのはすべて真逆だと考えて良い。会社の利益になったら労働者目線では損することが多い。
仕事に対して受け身の従業員を否定して、積極的に仕事をさせることで従業員は損をすることは明らかである。そこで、積極的に仕事に取り組んで欲しいなら、従業員にとって利益になるものを提供しないといけない。
受け身の姿勢で仕事をする従業員が悪いのでないく、悪いのは会社の方だ。
積極的になれないのは、会社が利益を提供出来ないからである。
受け身の姿勢で仕事をする従業員を批判する会社は、積極に仕事をしても全く得をする事が無い。
ブラック企業では、仕事をすることを喜びであるかの様に主張している。仕事を積極的にしても報酬として喜びである仕事を貰うだけだ。
半来は仕事なんて、誰もやりたがらないことをお金を払う代わりにやって貰うものである。積極的にやりたくないことをしたい人なんて居ない。
やりたくない事でも、報酬が出るから積極的に出来る。ブラック企業では、積極的に取り組んだ結果、利益は全て上が持っていくので、従業員に還元されない。こんな環境で積極的に仕事に取り組めない。
せめて、早く仕事を終えることが出来ると思うかもしれないが、そんなことも無い。早く終えた分、別の仕事を入れられるだけなので、早く帰ることもできない。
そもそも、経営者は仕事が出来ることが喜びだと思っているので、仕事を与えることで従業員も喜んでいると思っているので、積極的に仕事をしても報酬として仕事が与えられ続ける。
積極的にしても給与は増える事が無いく、仕事だけが増えていく。バカバカしくてやっていられない。
積極的にしても利益が無いだけでなくて、損失も出る。
上司に「積極的に動け」と言われて、積極的に仕事をやれば「勝手なことはするな、指示どうりにしろ」と言われる。ダブルスタンダードで、従業員として何もできなくなる。
意欲をなくして完全に受け身で仕事する様になる。
積極的に仕事をしても、給与は増えない。ダブルスタンダードで、身動きできなくなる状態にされる。
仕事量が増えても給料は増えないので仕事の報酬は仕事と言わんばかりに苦痛と負担だけ増えていく。こんな状況で積極的に仕事をしたいと思う従業員は居ないのは当然だ。
会社が受け身だを否定的にとらえているが、結局は会社が人を利点で動かさずに潰している。
従業員目線で見たら、仕事は受け身の姿勢で仕事に取り組むべき。
会社の仕事は、従業員から時間を買って使うことで利益を上げることだ。
受け身である従業員に的確な命令を指示して最大の成果を出す。買った時間を上手く使えるかは会社次第である。
「積極的に仕事しろ」と言って的確な指示を出さずに、従業員に丸投げしている。積極機に仕事に取り組んでも報酬は出ない。こんな会社がうまくいくはずがない。
そもそも、指示されずに動いて、成果を出せる人は、安い給与で雇われ仕事はしていない。とっくに独立して仕事をしている。
少ない給与しか払わなのに「積極的に仕事をしろ」と言われても冗談なので、気にせずに受け身の姿勢で仕事をしよう。
積極的に仕事をするのは、高い給与と権限を貰ってからにしよう。
