進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

「給与分以上働く」は良いのか

従業員をやっていると「給与分以上働く」が良いとされて「給与分働いていない」が悪いとされる。
経営者が言うな理解できるが、同じ立場の従業員が言っているのには、理解できない。そもそも「給与分働いていない」の何が悪いのか理解できない。
そもそも、一端の雇われが会社の利益を考えても仕方が無いし、数字すら知らない立場なので、給与分働いているかも分かっていない。
想像も付かないことで、議論しても意味が無い。
従業員をしている間は、自分の利益になることだけを考えていればいい。会社の利益は従業員に還元されないで、株主に還元される。
儲けさせても、無駄である。
むしろ「給与分働いていない」は利益になる。会社の提供した労力以上に給与を貰っているのだから、得である。
飲食店だったら、客に提供した料理以上の支払いさせたことになる。店からすると、低コストの料理を提供して、高い料金を受け取るもとで儲かる。
商売は、ボッタクった方が儲かる。
沢山ボッタクって利益を上げる経営者は優秀だとされて、逆にコストをかける割に高い料金が取れないで赤字を出す経営者が無能だとされる。
従業員も利益を得るために仕事をしている。提供した労働力以上の給与を得ることが、優秀な従業員になる。
これが悪いことだとも思わない。経営者が普段からしていることを従業員も下に過ぎない。

経営者は、利益を上げるために、従業員に給与分以上の仕事をさせる。
利益が沢山出るほど、従業員から、搾取している。その利益は、従業員に還元したら意味が無いので、会社の為に働いても居ない、株主に還元する。
更に利益を得るために、社畜精神で洗脳して、利益などの重要な数字を隠して、儲かったとしても「苦しいので昇給はなし」と言っている。
従業員が一生かけても得れない収入を経営者は得ていたとしても「苦しい」といっているだろう。
悪い経営者だと、残業代も出さない。法律を犯してまで利益を得ている。従業員は給与以上に働いても損するだけである。
そんな経営者を儲けさせる為に、給与分以上働く必要は無い。

割高のモノを提供して儲ける経営者が優秀とされる。従業員も給与分の働きをしないで、提供した労力より高い給与を受けとる方が優秀だと言える。
世間では、給与以上の働きをすることが優秀だとされるが、それは経営者目線で見た場合の話しである。
僕ら従業員は給与分の働きをしないことが利益になる。
店でも、客が支払う額以上の商品を提供していれば、いずれ反動が来て潰れる。
従業員も給与以上の働きをすればいずれ反動が来くる。ずっとは続けられない。

給与以上の働きをさせて儲かる人だけが、従業員に無理をさせる努力をすればいい。
仕事の割に安い給与で働かせると得をするのは経営者である。経営者だけ給与以上の働きを求めればいい。
従業員自らするべきでない。経営者と従業員共に給与以上の働きを目指したら、給与は安くて激務になるのは明らかだ。
従業員だけが、苦労するだろう。
そうした事態を避ける為にも、従業員は給与分の働きをしない。経営者は給与以上の働きを求める。
お互いが利益になる働き方を目指せばいい。これで、バランスが取れて適正な働き方になる。

「給与分以上働く」が良いとされるが、そんな働きは従業員自ら目指すべきでない。
僕ら従業員は給与以下の働きを目指して、経営者が給与以上の働きを求める。これでいいはずだ。