進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

36協定すら守れない会社で頑張る価値無い

こんなことを書いている僕が務めている企業でも、36協定を守れていなかった。36協定なんて3年前に労働監督所が入ってきて、「今回は、守らないといけない」と言って対策していた。
今も同じことを言っている。生産性は改善しろと言っているのに、労働環境は全く改善する気が無い。規制を改善されないまま、3年も放置していた。
こうした最低限の規制を守れないのは、もっと問題視されるべきだ。

f:id:sato1987:20190417205206p:plain

かつて自動車メーカが排ガス規制を守れていない車を販売して問題になっていた。排ガス規制が通らない車をすぐにリコールで対応していた。
当然、販売開始する為には排ガス規制を通る車を生産しないといけない。規制を守れななら、販売停止されて、売った製品を無償で修理する位の対応をしないといけない。
労働環境も同じ様にするべきだと思う。改善出来ないなら、人を雇えない様にするべきだ。
もし、こんな劣悪な環境でも自主的に働いているという社畜がいるなら、せめて求人を出す際に、36協定を守れていない事の表示義務付けを行う。
こうした企業で働いている人は、辞めた後失業保険が3年間は無条件で支給する制度が有ってもいい。


実際には36協定を無視す続けた企業が受ける罰則が、外国人労働者を派遣しない程度のことだ。本当に日本の労働環境は残念である。
僕が務める企業は製造業で、工場には外国人労働者が何割かいる。36協定を無視すると外国人労働者が何割か減る。
外国人労働者が居なくても、日本人を雇えば済むので、最低限守るべき規制すら守れないのに、仕事が出来てしまう。
罰則が甘すぎるから、人は雇うことは出来るし、人の流出も有る程度は防げるので、事業を続けれる。


36協定を無視すると、外国人労働者だけ引き上げることもおかしい。日本人は、規制を守れない劣悪な環境で働かせるのは大丈夫ということだ。
本来なら、管理職以外の日本人も辞めさせるべきだと思う。辞めさせるまでしなくても、誰でも会社理由で辞めれる様にするべきでないだろうか。
外国人たで劣悪な環境から逃がすのはおかしい。そこは、日本人も平等にするべきだ。36協定が守れないブラック企業から人が辞めやすい状態にすることで、ホワイト企業の人手不足は解消される。
救いようのないブラック企業から労働者を解放することは良いこと尽くめだ。


僕が勤めている救い様のないブラック企業では、残業を減らす為に、業務をシェアするみたいだ。労働環境を悪くする提案しかされない事が残念でしかない。発想が貧相すぎる。
みんな残業をしている企業なのに、業務をシェアすると、36協定を守れない人が増えるだけだ。
業務シェアって簡単そうに言うけど、料理みたいに簡単に分けることが出来ない。簡単に出来るなら、もうすでにみんなの残業時間は同じ位になっている。
単純作業場ならシェア出来るだろう。しかし、大抵の仕事は引継ぎが必要である。引継ぎをする為にも時間がかかる。引き継いだ仕事を前任者と同じペースでこなせる様になるまでに何カ月掛かるか分からない。
引継ぎ直後はミスも当然出るだろう。ミスを修正するにも時間がかかる。引継ぎを従来の業務をしつつ行うので、業務シェアが終わる頃には1年位立っているのでないだろうか。
36協定が守れないことによる制裁が1年以内に行われるなら、業務シェアでは対応できない。


おそらく業務シェア自体される事が無い。シェアして仕事が増えるだけ給与が増えないし、仕事を早く終えることが出来ても帰宅時間が早くならない。
無駄に仕事が増されない様にゆっくり自分の業務を済ませて残業時間だけ増やす人も沢山出るだろう。
本当に仕事をシェアしたいなら、業務量が増えるたびに、給与を増やす制度を導入すればいい。
仕事量や難易度に応じて手当を決めておけばいい。そうすれば、お金が欲しい従業員が自主的に業務を空いた時間にこなすようになる。
定時までに最低限の業務をした時の手取り額が20万円で、業務を多くこなせたら手取りが60万円まで増えるなら、頑張って仕事をこなそうとする。
給与すら上げないで業務を増やとなれば、残業時間を増やすだけでは、誰も業務を増やそうとは思わない。
飴と鞭を使い分けて従業員をうまく使うどころか、こうした環境では、鞭と鞭になる。特殊な性癖を持っている人は以外やる気が出ない。

 

そもそも、36協定を守る方法なんて経営者が考えるもので従業員に関係の無い話だ。
仮に、外国人労働者が居なくなっても知ったことでない。僕の所属する課には外国人労働者が居ない。業務が増えることも無い。
一端の雇われでしかない従業員は、上から言われた業務をこなしていればいい。業務が多い割に給与が安いと思えば、辞めればいい。残業が辛いと思えばマネージメント職に申し出ればいい。改善されないなら退職して他を探せばいい。
36協定を守る努力を従業員が自主的にする必要が無い。守れないことで損をするのは経営者だけだ。
従業員が努力して36協定を守っても、何の得もしない。従業員が業務の改善しても仕事が大変になるだけで給与は増えない。
一方で、利益が減ると真っ先にカットされるのは従業員の給与だ。給与カットで足りない場合は、リストラされる。使い捨てされる従業員が会社の利益を守る筋合いはない。
36協定すら守れないブラック企業で、理不尽な扱いをされても耐えて仕事を続ければ、更になめた扱いをしてくるだけだ。
納得がいかない事が有れば、とりあえず辞める姿勢を見せることが重要だ。もし、辞めてしまっても転職先で今以上の手取り月収を稼ぐことが出来るかもしれない。


ブラック企業は、給与を上げない、残業時間を増やすことしか考えないので、労働環境を改善するのは不可能なんだろう。
なので、従業員も頑張って報われる事が無い。最悪の場合が潰されてしまう。だから気楽に仕事をしよう。気楽に出来ない時は辞めてしまおう。
潰される位なら、辞めた方がマシだ。