進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

最低賃金で働くと、生活保護レベル

www.sankei.com


最低賃金が将来的に1000円になるとのことだ。
基準だけ見るとかなり低い、時給1000円でフルタイムで働いても、総支給で16万円である。
そこから、国民健康保険所得税などの最低限引かれるのもを引くと手取り額なんて、10万円代前半になる。
独身で田舎に住んでいれば、生活保護より高い水準になる。しかし、都会に住んでいいれば、生活保護を下回る。既婚者で子供が有れば、間違いなく生活保護を下回る。
生活保護が高いとは思わない。僕は学生の頃は、生活保護水準の生活をしていた。いや今も同じかもしれない。生活保護レベルの生活は、貧しいとは思わないが、飲み会に参加したり、遊んだりすると足りない。
なので遊び場所は、公園や河川敷でないと、お金が足りない。
労働者の給与が安すぎるだけだ。週に40時間働いて、まともに生活が出来ないなら、生活保護を受け取って方が良い。
最賃で働いて何か得る技術や知識が付くならいいが。そうしたものが一切つかないなら、生活保護を貰って好きなことをしている方が、本人だけでなく政府にとって利益になる可能性がある。
例えば、暇なので、動画投稿しているうちにサラリーマンより稼げるようになれば、税金を納めることになる。
好きなことをしているうちに、技術が身について何かしらの事業を始める可能性はある。最賃でフルタイムで働いて消耗すると、その可能性は下がる。


労働者の給与が安いから、政府に最賃を上げろと言う気はない。むしろ、政府が民間の給与に口出しする暇が有ればちゃんと政治をして、景気が良い状態をキープする努力をして頂きたい。
最賃を上げることは難しいと思う。最賃だけ上げると、人が雇えなくなって失業者が増える。隣のK国は景気が悪いのに最賃を上げたので、失業率はウナギ昇りだ。
景気の動向を見て、最賃を上げないと失業率が上がり、結果的に給与が無くなった人も含めると、平均賃金が下がるかもしれない。
何より問題は、社畜が悲しむ。社畜サービス残業が大好物で、有給所得をしたがらない。社畜の時給が下がることに喜びを感じる生き物である。ブラック企業の経営者も低い時給で働く社畜が大好きである。
最賃を上げると、社畜の喜びを奪い、経営者も社畜が利用できなくなってしまう。


社畜はどうでもいいので、元の話に戻すと。
政府としては、最低限のセーフティネットを用意しておいて、給与は民間に任せればいい。
失業すれば、生活保護が簡単に受け取れるようにだけして欲しい。もしくは、給与が安すぎて生活保護の方が収入が高いなら、労働はせずに保護を受ければいい。
景気が良ければ、企業も給与を上げようとするだろうし。経営者自身の利益しか考えないブラック企業に勤めている人も転職して、給与が高い企業に行くことで、給与は上がる。
また、ブラック企業も人の流出が止まらないなら、人を確保する為に時給を上げる。出来なければ人手不足で潰れる。
景気が良いと、市場が自ら時給を上げていく。政府が放置していても、時給が上がっていく。


もし、景気が悪いと給与が下がっていく。そうなれば、生活保護を受けた方が豊かな生活が出来てしまう。
労働なんてアホらしいからやれないので、生活保護を受ける人が続出して、政府の財政を圧迫する。
政府も生活保護費を抑えたいから、景気を良くしようと努力をするだろう。
そなれば、景気が良い状態がが続いて、自然と給与が上がっていくいい流れが出来ると思う。
仕事がいっぱい有りいい条件で働けるなら、年をとっても働きたい人も居る。政府が定年の引き上げを企業にお願いしなくても、自然と引退する年齢は伸びていく。


残念なことがあるとすれば、景気がよかろうが悪かろうが、損をするのは社畜だけだ。景気が良ければ時給が上がることに悲しみ。景気が悪いと、邪魔だと言われ捨てられる。
社畜はどうでもいいか。


最後に言いたいことは、政府は景気を良くすることに全力を尽くして欲して、最低限のセーフティネットの用意しておけばいいと思う。
それ以外は市場の流れに任せればいい。