身内に不幸を何度か経験したことが有る。年を取って老衰する人もいば、中には若くして亡くなる人も居る。
身内の不幸が起こると「この人は亡くなる前に後悔しない生き方ができたのだろうか」と思う。
亡くなった本人は、結婚して子供を成人するまで育てて、長期ローンを組んで家を買い。ローンの返済もしている。
生活費を払う為に長年一生懸命働いている。誰から見ても立派な生き方である。本人もこうした人生を望んでいたなら後悔はないと思う。
平均寿命まで生きれば、年金を貰いながら自由な時間も持てた。
中には、年金を貰う直前で亡くなる人も居る。長年年金を納めたが、1円も貰わずに無くなってしまえば、何の為に年金を納めていたのか分からない。
こうした人がいるから、年金の制度が破綻しないのだけど、本人からすると残念でしかない。
人の致死率は100％である。しかも、人はいつ亡くなるか分からない。いつ動けなくなるかも分からない。
仮に今30代なら、もう1回～2回同じ人生を繰り返すと、年を取って動けなくなっているか、人生が終わっている。
自分が思っている以上に人生は短いかもしれない。
健康寿命や寿命がいつまでなのか分かれば、計画的に働いて、あとは好きなことが出来る。
残念ながら、寿命の予想が出来ない。亡くなるのは今日かもしれないし、50年以上先かもしれない。だから、今を楽しむべきなんだろう。もし、明日死んだとしても後悔が無い様に楽しむべきだ。
今楽しむ選択をして、雇われ仕事をせずに将来お金が足りないとしても、働き過ぎてお金を残して亡くなる方が後悔が多いだろう。
特に独身がお金を残しても誰も喜ばないだろう。
もし、仕事嫌いなサラリーマンが仕事を辞めずに働いていたら亡くなるときに「働き過ぎるんじゃなかった」と後悔することが分かっている。
仕事が嫌なら辞めて好きなことをした方が良いと思う。仕事を辞めることで後悔するかもしれな。もし、仕事をずっとやっていると100％後悔する。
100％後悔する人生より、嫌な仕事を辞めて100％後悔する人生より後悔するかもしれない人生の方が良い。
仕事を辞めることで困るのはお金の問題だと思う。最低限の生活をするだけなら、フルタイムで働く必要は無い。
貯蓄が有れば、更に働く時間は短くなる。好きなことをしているうちに収入を得る人も出てくるはずだ。
最悪の自体は、老後にお金が尽きて働けない状態に陥り、自力でも稼げない状態である。ついでに年金も受け取れない。
仮に最悪の事態に陥っても、生活保護があるから生活は何とかなる。
先の不安ことばかり考えて、今やりたくないことを我慢するのは良くない。そもそも、不安に思っていることが起こらない可能性もある。
今やりたいことを優先する人生のほうが満足度が高いと思う。
