進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

「休みたかったら会社を辞めろ」おっしゃるとうり

大手製造業の経営者が言っていた言葉だ。ブラック企業だなと思うが、間違いでないと思う。
2連休も取れないなら、働く価値が無い会社だ。ここで言う「休み」が長期休暇なら日本のサラリーマンは休みたいなら辞めないといけない。

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会社には有給制度が有り、中堅社員ならまとめて取ると1カ月くらいの休みは使える法律的にも問題ない。
しかし、上司にそれを申し出ることが出来ない。申し出たとしても許可が下りるとは思えない。
取れるにしても引継ぎを行って後任者が自分の仕事を代わりにできる状態にする必要がある。何より、後任者に迷惑をかける。
引継ぎ後に、1カ月も休むと、職場に戻る時に気まずい思いをする。
1カ月休む高揚感より、戻るときの気まずい気分の方が勝りそうだ。長期休暇を取る方が辛い思いをするなんて矛盾が生じしまっては意味が無い。


会社に居ると、長期休暇は取れない、取れたとしても気まずい思いをして休暇を楽しんだ以上に辛い思いをするかもしれない。
長期休暇が取れるにしても、特別な事情が無いと取れない。例えば病気やケガで長期休暇を取ることが可能だ。
仕事を辞めずに休みを作るには、気まずい思いをしながら上司に有給を1日づつ申請するのが限界だろう。
1日有給を取った位で自由になれない。


サラリーマンをしていると健康な間は、長期休暇は取れない。
これっておかしいと思うが、上司や経営者に訴えて連休を無理やり申請しても後で、気まずい思いをするだけだ。
申請するのも大変だ。
健康な間は「仕事を辞めないと休めない」と言うのは事実だろう。
体調が悪い時に長期休暇が取れても楽しくない。


休みたいなら、会社に忠誠を誓っているフリをしながら、最低限の業務の遂行して、可能な限り楽なポジションに就く。
私生活では、無駄な出費を抑えて、負債になるようなものは買わない。住宅手当てが付かないなら、周りから馬鹿にされても、実家や社宅に住んで家賃を浮かす。
少しずつ資産を蓄えておく。金額は目的に応じて変わる。1年休めたらいいなら、1年分の生活費で十分だ。
もしくは、自力で稼げる様になる努力をする。稼げたら多くの貯蓄は要らない。会社に勤める必要もないかもしれない。


管理職が「あいつは、そろそろいい歳だし責任の有る仕事やストレスが溜まる仕事を任せよう」と判断して声がかかると「休みます」と言って会社を辞めて長期休暇に入るのも有りだ。
サラリーマンをしながら、長期休暇が取得できないだけで、仕事に慣れたベテラン従業員を失うことになる。


経営者が「休みたかったら会社を辞めろ」と言っているのだから、貯蓄して辞める人が出るのは当然だ。指示に従ったとも捉えれる。
長期休暇が欲しい従業員は多くいるはずだし。これらの人に辞めろと言っているようなものだ。
休みたいから辞める従業員に落ち度は無い。


長期休暇を取らさないことで、従業員を酷使して利益を得ようとした結果、逆に利用されただけの話だ。
今回は従業員が一歩上手だった。優秀なサラリーマンはもっと上手く会社を利用する方法を考えるだろう。


そろそろ、長期休暇がとれる会社が増えても良いと思うが増えないだろう。
矛盾しているようだが、休みたい人は長期休暇を取る為に仕事をして、私生活では無謀な出費は控えることが大事だ。