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貯金してるなら個人年金は不要

保険営業と話をしていると「私は30歳までは、貯金をしていればいいと思ってました。30過ぎてからは、個人年金が有ることに気が付いて加入しました。もっと早くしておけば良かった」と言ってた。
僕は貯金しているなら、個人年金は必要ないと思う。
個人年金は老後までおいていないと、途中解約してたらペナルティがあったりするので、損する可能性がある。基本的には老後の資金になる。老後ばかりの防御力を上げてどうするのか疑問に思う。
一方で貯蓄は、いつでも引き出せるお金なので、いつでも使える。老後までに予期しない出費に備えることもできる。
病気や怪我したときに備えるにもなる。ある程度の貯蓄が有れば、還元率が低い個人保険の入る必要もない。個人保険対応外の虫歯や風邪にも使える。
他にも予期しない大きな出費の備えにもなる。車の事故とかもいつ起こるか分からない。パソコンやスマホが壊れても買い替えたい。そんなときでも貯蓄ならいつでも対応できる。
お金が無ければ、ローンで対応出来るが、金利がかかる。
当然だけど使わずに、貯蓄し続けたら老後の資金にすることもできる。


個人年金だと貯金以上に金利が付く利点が有るが、低い。
30年間個人年金入り続けて、1.2倍ほどにしかならない。平成の30年間はデフレが起こり物価が上がらない状態が続いたイメージが有るが、物価は1.3倍になっている。
物価が上がらないと言われた30年でも個人年金金利が飛ぶ程の物価は上がている。お得感は無い。最初の方に預けたお金の価値に至っては下がっている。それほどの金利しか付かない。
平成の30年間以上に物価が上がれば、個人年金は損する。


それなら、貯金して自由に動かせる様にしておけばいい。インフレによる目減りが怖いなら国債を買っておいて、使うときに売却する手もある。インフレによる目減りのリスクが避けれる。
大きな出費をする際の建て替えに使えば金利を払わないで済む。400万円のローンを返し終わる頃には30万円程の金利が付くことも有る。全額払えなくても頭金を増やすだけでも、払う金利が減る。
貯蓄があれば、車を買った時に車両保険に入らずに済む。車両保険だけで1万円必要になる場合もある。年間に12万円の保険料が減る。
ケチ臭い話だけど、労働者として稼ぐ給与からすると大金になる。これらを足し合わせても、個人年金金利分は節約できそうだ。


貯蓄をしている人は、個人年金い入る必要性が感じない。セールストークする為に加入しているのだろうか、それなら早く解約して貯蓄をした方が良いと思う。
それでも、みんなが個人年金が不要だとは思っていない。
雇われ仕事での収入しかなく、貯蓄を全くしていない。老後の不安がある人は加入する価値が有るかもしれない。強制貯蓄効果はある。
定年も有るので、それ以降は収入を得ることが困難になる。退職金も減少傾向にあるので期待できない。退職と同時に収入を失い。貯金をしていないなら資産もない状態になる。
年金は現役の頃の半分しか無い。全部使う生活をしていれば、年金だけで足りない可能性はある。足りない分は、個人年金で蓄えるのは有りだと思う。


最後に不安になることを書いたが、先のことは分からない。
その頃には、お金が無くても生活が出来る。自動化が進んで、タダ同然で食料や製品が買えるかもしれない。
定年が廃止になって、いつまでも労働収入が得れる。
社会保障も充実して、年金が足りない分は生活保護が当たり前の様に貰える。
社畜をしながら副業していたら、生活費分は稼げる。
色んな可能性が有って、お金の不安が無い時代になっているかしれない。
僕は先のことを不安視して、個人年金に入るより、自由に使えるお金を確保しておきたい。