進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

日米貿易協定で農業支援か

日米貿易協定で関税を撤廃することで、食費が安くなると喜んでいたが、雲行きが怪しい。
関税を撤廃する一方で、農業を支援するとのことだ。そんなことをしたら意味が無いだろう。
予算を付けると言うことは、税金を使うことになる。そうなれば、予算を組む為に増税が必要だという発想になる。
増税は税率を上げることなので、税収が上がるとは限らない。新しい税金を導入しても、他で節約して個人消費が下がることが考えられる。

f:id:sato1987:20191006171315p:plain



農業は、家庭菜園レベルでやっている人もいる。そうした人が補助金を申請してくる。
趣味程度の農家に補助金を出しては意味が無い。予算を付ける為に、日米貿易協定やっても農業は強くはならない。
本気で農業をやっている人は補助金を付けても誰も得しない。


農業はやる気が有る人がどんどんやらないといけない。
やる気が無い人を補助金を付けて延命しても、損失しか出ない。収益が出ない農家は撤退した方が良い。
例えば、米を作るにしても変に国が保護するから、儲からない。新米に古米を何割か混ぜても新米と表示して売るなんてことをするから米の質が落ちて価格も下がる。
新米100%の米は、おいしい。新米を売れば高い値段を払ってでも買いたい人が居るので、儲かる。
保護をするから、品質が落ちて安くなり、競争で負ける。
保護しないと食物自給率が下がると言われそうだが、その食物自給率が出当たら目だ。
日本はカロリーベースで自給率を計算する。ジャガイモばかり作っていれば自給率が上がる。「誰がジャガイモばかり食べるの」と言う疑問が出る。
葉物を作ると自給率が下がる。
卵は殆ど日本で取れたものを使っている自給率が低い。資料が輸入ものだから自給率が低い。
こんな食物自給率に何の意味が有るのか分からない。意図的に下げて、これはまずいと騒いで補助金を付けて、天下り先を確保したいのでないかと邪推してしまう。
補助金はもちろん税金だ。


農業が強い国と言えば、オランダだ。
オランダでは輸出が多いが、輸入も多い。
価値が高い農作物を作って、安い農作物を買っている。こうして農業で儲けている国も有る。


日本でも農作物が輸入できないと困ると思うなら、いろんな国から農作物を買って、輸入できない状況を避けるべきだ。
ある国から買えないなら他の国から帰る状態にするべきだ。
そもそも、輸入が出来なくなると、農機具に居れる軽油が無くなるので農業は出来ない。
やっぱり、補助金を出して農家を守るより、関税を撤廃して色んな国から輸入出来る関係を築いた方が良い。


日米貿易協定で関税を撤廃して、予算を付けていては意味が無い。
農作物が安くなったが税金が高くなって生活が豊かにならないなんて本末転倒だ。
保護したところで農業が弱くなるだけだ。