進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

保険の営業方法は時代遅れ

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保険屋のおばさんは古い営業方法で仕事をさせられて大変だなと思う。
会社の昼休みに営業して保険を売る手法は、高度成長期に流行った。未だに同じ方法で売っていても苦労する。
成長期の頃はみんな給与も上がり。生活に必要な家電などの物もそろっていた。
昼休みにサラリーマンが「次に何を買おう」考えていた時に保険の営業を送り込んで保険を売ることで、保険に入る習慣が出来た。
給与が上がる見込むが有れば、毎月保険料を払っても損した気にはならない。

給与が上がっていた頃と同じ方法では売れないだろと思う。
現在は、給与が上がらない。増税によって生活費だけが上がり、生活が苦しくなっていく時代だ。
給与は可能な限り使わないで、生活費を抑えることが最善の選択だと思う。今、余裕があっても何年後かには余裕が無くなる可能性も高い。
今月の支払いも辛いサラリーマンは多くいるはずだ。
薄給のサラリーマンガ昼休みに「今月の支払いキツいな」と思っているところに「何年後か病気になった時に備えるために」と言われて営業を掛けられても入る気になれない。
何年後かじゃなくて今苦しいから、今を何とかする保険を提案するべきでだ。昔ながらの営業を掛けても、成果が出ないのは当然だ。

それなのに、保険が売れないと営業している本人の責任になるのは理不尽だ。ノルマが有るのは論外だとしか言えない。
商品が売れなのは経営者側のミスである。いい商品を開発したり、売れる営業方法を考案できれば、従業員は苦労しなくても商品が売れる。
売れないのは、経営者の怠慢である。それを下に押し付けるのは、単なる責任転換でしかない。
営業は、上の指示に従って動くことしか出来ない。
指示を無視して動いて、少しでも損失を出すと本人の責任になる。自主的に動いて成功したとしても、成果を持っていくのは経営者である。本人は、給与が増えることも、休みが増えることも無い。
自主的に動くのは、ハイリスク・ノーリターンである。高いところから飛び降りる行為と同じだ。怪我しなければ儲けもんだと思って飛ぶ人はいない。
自傷行為だとしか思えない。それなら、指示通りに動いた方が得策だ。その結果、利益が出ないとしても上の責任である。

 

売れないのは商品が悪いからでもある。
保険に入る余裕が無いのは、経済的に利点が無いからだ。
営業文句を聞いていると「みんなは入っているから」とか「安心を買うと思って」「社会人としての責任」などなど、抽象的な売り文句ばかりだ。
ブラック企業が良く使う手法だ、「やりがい」など実利が無いものの為に労働させて、過剰な搾取を行う。
本当に経済的なメリットがあれば示せばいい。保険の還元率は何パーセントで加入者のうち何割は元が取れるといった具合に利点を具体的に話せばいい。
抽象的な利点ばかり話すのは、何か後ろめたいことが有るのだろう。
具体的な利点を示せない商品は信用できない。そんなものにお金を払いたいと思えない。


営業方法も古くて、経済的に利点が無さそうな商品を売るのは大変だ。
もっと楽な方法に変えれば良いのにと思う。
例えば、インターネットやテレビ広告だけにすれば、営業の仕事は楽になる。契約したい人がいればネットでする。
ネットで出来ない人は、営業を派遣して事務続きだけする。
ネットの広告なら、過激なことをするYouTuberでも雇って、投稿した動画の広告に「こんなことをして怪我した時の保険はこれ」みたいな感じで宣伝すれば十分だと思う。
営業コストも低くなるはずだ。その分、保険の保障を手厚くすることも可能だ。

古い方法で営業させられるのは大変だ。経営者はもっと楽な方法を考えべきだと思う。