進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

パワーランチは迷惑

パワーランチとは、昼食をとりながらミーティングや会議をすることで、発症はシリコンバレーと言われている。
シリコンバレーと言えば、高所得者が集まっている。年収40万ドルのジネスパーソンでさえ「自分は中流層だ」と自己認識しているそうだ。日本の平均年収は430万円ほどである。約10分の1位になる。
日本でも採用されたら迷惑だな、給与に関係なくこうした高所得者の働き方ばかり採用するからな。給与もマネしてから、働き方もマネして欲しい。
給与を時給換算したら、アルバイト並みなのに職種は研究開発職だったりする。一般職なのに研究開発職に就いている労働者もいる。そして、研究開発職なんだから、残業は最大80時間まで出来るなんて言う職場が有る。
研究開発職にふさわしい給与や待遇をしてから、働きを求めるべきだ。何をするにも給与が置き去りだ。

パワーランチは給与が高いからこそやる価値が有る。時給が高いからこそ僅かな時間でも有効に使う価値が有る。仕事の密度を高めないと、給与に見合う仕事が出来ないのだろう。
日本の労働者なんて給与が10分の1なんだから労働の密度もスカスカでいい。パワーランチなんてすると最初は、管理職だけがするようになって、次第に部下も巻き込まれてしまう。
最終的には、現場で働く末端の労働者も昼休みに働く羽目になる。経営者は「自主的に仕事しているのだから時間外手当は出さない」と言う始末だ。
休憩中にミスをしてケガをした労働者が出た時には「時間外なんだから自己責任だ労災でない」トンデモ理論が飛び出しそうだ。
給与は上がらないが、リスクは上がる。せめて労働時間が短くなると期待しそうだ。

日本の職場で昼休みに働いても利点は無い。休憩時間働いた分、残業が減ると思うが、減らない。
仕事は終わりがない。終わると職場が潰れる。NHKの様に勝手にお金が入ってくる特殊な組織でない限り潰れる。
仕事をどこで区切りをつけるかは、経営者が決めることだ。管理職に残業させろと指示出せば、部下が残業しないと間に合わない納期を組んで仕事をさせる。
定時帰宅させろと指示すれば、定時までに間に合う納期を組む。
残業が有る企業では、残業前提で仕事をしているので、昼休みに仕事した分、仕事が増えて残業が減ることは無い。


パワーランチが採用されると労働時間が伸びるだけだ。労働者目線で見ると損失しかない。
労働者として出来る対策は、ノーランチしかない。上司からパワーランチだと言われたら「僕はノーランチなんで」と返すしかない。