進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

ワーキングプアなんて居るのか

正社員だけど、ワーキングプア並みの月収のサイタマです。

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テレビの報道で、ワーキングプアの特集をしている。大体のプアは正規雇用ではなく、手取り月収が14万円から16万円で独身男性、実家に暮らしているか、築年数が経っているマンションのワンルームに住んでいる。
月収が少なく生活苦に陥っていると言うのが定番だ。
まず、独身で手取り月収が14万円あって最低限の生活費しか払っていないなら、手元にお金が残るはずだ。
得に実家暮らしをしていると、家にお金さえ入れていれば最低限の生活は出来る。実家に暮らしていてお金が無いのは、家にお金を入れ過ぎているのではないかと思う。
一人暮らした方がお金がかからないなら、実家を出たらワーキングプア卒業だ。


独身一人暮らししていると、月に10万円あれば快適に暮らせる。毎月手元に数万円か残る。年間に50万円程の貯蓄が出来る。
最低限の生活を続けていけば、薄給の正社員より沢山貯蓄が持てる。
ワーキングプアと呼ばれる人の実態は、お金のかかる趣味も生活費に加えている。もしくは、質素な生活をしつつ口座残高を増やしていると考えないと計算が合わない。
正規雇用でなければ多額のローンを組むことが出来ないので、長期に渡りローンの返済に苦しむことも無い。
薄給のサラリーマンより、ワーキングプアの方が経済的に余裕が有ってもおかしくない。
薄給のサラリーマンが結婚でもすれば、それこそ最低限の生活をするだけで、お金が無くなる。働いて給与を得て、生活費を支払って何も残らない生活を繰り返す。
ワーキングプアの実態は薄給で既婚のサラリーマンでないかと思う。


それなのに、正規雇用以外の労働者がワーキングプアだと報道される狙いは「非正規=悲惨」との印象を植え付けたいのでないかと思う。
テレビのスポンサーは大手企業が殆どだ。こうした企業では、労働者を使って利益をあげている。
非正規社員も雇っていると思うが、これらの労働者が正社員になりたいと思ってくれると都合がいい。
正社員をエサに、非正規社員を頑張らせることが出来る。この方法だと、給与を多く払う以外の方法でやる気を出させることが可能だ。
正社員であっても「非正規=悲惨」と思い込んでいれば、辞めない。
辞めて転職に失敗したら非正規になってしまうと思っていれば、退職を踏みとどまり、仕事が辛くても耐える可能性が上がる。
スポンサーにとって、「非正規=悲惨」という価値観は都合がいい。
テレビでもワーキングプアの特集をして世間に「非正規=悲惨」を植え付けようとしているのではないかと思う。
以外とワーキングプワになっても苦労しないどころか、気楽に働けたり、長期休暇が取れてしまうかも。


恐らく正社員にとって退職する際の最大のリスクはワーキングプワだと思う。
最大のリスクが大したリスクでないと思えれば、簡単に行動できる。
今の職場が合わなくて、仕事が辛いと思うなら、簡単に辞めることが出来る。