労働者の価値は以外と高い。
平均年収が４５０万円だとすると、低金利な時代だから年利１%で運用して平均年収を得ようとすると、4.5億円必要になる。時間の全てを労働に提供していたとしても労働者は4.5億円の価値が有る。全時間を提供しているわけでない。
労働者が現役の時で、時間の３割くらいは職場にいるとする。ブラック企業なら半分くらいは居るだろうか。間をとって、４割は職場にいるとする。４割の時間を売って年収を得ている。11.25億円の価値が有る。
今回は、年利１%で計算しているが、定期預金の金利で計算すると、労働者の値段が跳ね上がる。言いたいことは、労働者は考えている以上に価値がることだ。価値がある労働者は、自身の価値に気がついていない。働き方を見ていると価値のあるもの扱いをしていない。
雇われ仕事をしていると、私生活や健康を犠牲にしてまで働くことが正とされる。会社のために必死に働く人は多くいる。仕事のためなら健康を損ねても仕方ないと考える人もいる。働くために生きていると思い込んでいる場合もある。これだけ会社に尽くして、平均年収である４５０万円前後の報酬を受け取る。僕は、自身の価値の0.3%に過ぎないお金を得る為に、働き過ぎていると思う。11.25億円の価値が有るものの扱いでない。やりがいや成長が感じられるから良いと思うかもしれないが、それも他人から植え付けられた価値観であって、実態のないものである。労働の価値を測るのは給与以外にない。
労働者の価値は思っている以上に高いのだから、仕事は程々にするべきだ。長時間労働をやってストレスを抱える働き方は割に合わない。ストレスで体調を崩す可能性も高い。健康管理も疎かになる。私生活でも健康に気を使う食生活や運動をしてもいい。仕事が原因で出来ないなら、その仕事に価値があるか考えるべきだと思う。雇われ仕事はストレスがたまらない程度にやればいい。
仕事で私生活を犠牲にしている。仕事のせいでストレスを抱えている人は、その仕事にそこまで価値があるのか冷静に考えるべきだ。殆どの場合は価値がないと思う。そう判断したなら、報酬に見合う働き方を目指すべきだと思う。
労働者の価値は以外と高い。働き過ぎにより健康管理が２の次みたいな働きは割に合わない。
労働者の価値に気をつけろ。
