進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

避難訓練より家計の消化

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毎年、避難訓練している。法令で決まっているのだろうか毎回、同じ内容である。
労働者は避難訓練なんてしている場合ではない。消火器の使い方を聞いても無意味だ。
会社がが燃えようが、労働者には関係の無い話だ。会社を守ったところで、損失しか出ない。
火を消そうとして、怪我でもすれば、大損だ。社会復帰が可能であれば、経営者から礼を言われるかもしれないが、報酬が増えない。
再起不能になれば、会社は守らない。社会保障で生きていくしかなくなる。
会社が労働者を守らないなら、労働者も会社を守る必要が無い。労働者同士で連絡を取り合って真っ先に逃げるべきだ。
火災を放置して逃げても労働者にとっての損失はゼロだ。それどころか、労働から開放されるかもしれない。

会社が焼失したら、明日から仕事をしなくても給与が貰える。ポジティブに考えないといけない。
焼失した会社を立て直すのは経営者の仕事であって、労働者には関係の無い話だ。会社に行けば給与が貰える。
働く会社が無くなったなら、居るだけで給与が貰えるので「儲けもんだ」と思えるようでなければ、労働者として3流だ。
やってはいけないことは、会社を立て直す努力を経営者と一緒にすることだ。
会社を立て直す為に、ボーナスカットされたら、不満を言うべきだし、ボーナスは給与の後払いなので、貰えて当然だ。
ボーナスが出ないことで、割に合わないと思うから転職先を探す方が得策だ。
仕方が無いと諦めてはいけない。

冷たいと思われるが立場を入れ替えると納得がいく。
例えば、通勤中に事故を起こして車の修理代が必要になったときには、会社が一銭も払わない。事故責任だとされて終わりだ。
仮に長時間労働で疲れが溜まった結果事故を起こしたとしても、会社は責任を取らない。僕は通勤も業務の一環で、通勤中の損失は会社が出してもいいと思う。

焼失によって会社が損失を出して復興に協力する価値の有る企業は、労働者が私生活で損失を出したときに経済的に支援する企業に限る。
それ以外は、何とか出来そうな火災であっても放置して逃げる。焼失したとしても復興に協力しない。
燃えてしまったら仕事が出来なくなりラッキーだと思うくらいで良い。

労働者をしていたら、消さないといけない火事が有る。それは、家計だ。
給与が少なすぎて、家計が火の車と言う家庭が多い。会社の火災なんて起こるか分からないし、起こるとしてもいつなのかも分からない。
そんな、火災の避難訓練をするより現在進行形で燃えている家計の火災を消すべきだ。
給与が安ければ可能な限りストレスを貯めない、楽な働き方をして、ストレス解消の為に浪費しないなど、出費を抑える努力の方が価値がある。避難訓練や仕事どころではない。

避難訓練を昼休みにするのも納得がいかない。
当然、昼休みが削られた分は、ロスタイムとして仕事中にサボるので、問題は無い。
僕は、休憩時間を削るなら、労働時間も削って良いと解釈している。休憩中に業務をしていいが、仕事中に休憩してはいけない。こんな都合が良い話は無い。
休憩時間を削ってもらった方が、仕事中にサボっていても、良心が痛まない。

避難訓練で消化器の使い方を学ぶが実践で使うのは私生活だけにしよう。
会社を守るために使っても損失しか出ない。労働者は火災が起こったら真っ先に逃げるべきだ。
火を努力をするなら、会社での火災でなく、家計の火を消す方が自分の為になる。


他にAEDの使い方の講習があるが、せっかく労働から開放されて三途の川を渡ろうとしているのだから、引き戻さないであげるのが優しさだと思う。