信念を貫こう。景気の落ち込みによって、職場も売上が落ち込んでいるようだ。
給与が安くて一端の雇われからすると歓迎すべき事態だ。仕事が減って給与が上がる。
通常時は「残業したくない」と労働者が言うと管理職が呼び出して「なぜ残業をしない」と1時間は問い詰められる始末だ。
残業しないことは協力しないこと同じで社会人として失格の烙印までおされる。根性が無いとまで言われる。残業で根性を見せて何になるんだ。
「効率よくして定時帰宅はダメなんですか」と聞くと「ダメだ。協力できないのか」と返されえる。
別の機会では「管理職が最低でも2時間は残業してくれ、新しい人を入れるためにはみんなの残業が必要だ」と言ってた。約2年前の出来事だ。
不景気で売り上げた落ちた今となっては管理職が「効率よく仕事をして、残業時間を短くしてくれ」と言っている。
残業させたいのか、定時帰宅させたいのか統一するべきだろ。
信念をもってやれよと思う。残業させたいなら徹底的にやらないとダメだ。
残業を推奨してきた管理職なら「不景気だからこそ残業で乗り切ろう」と号令かけないといけない。不景気を残業で吹き飛ばす勢いが無いといけない。
信念を持つべきだ。残業を崇拝しているのだろう。何でも残業で解決する意気込みは何処にいった。
残業で乗り切る発想は間違いでもない。不景気は市場にお金が行き渡らないことで起こる。残業代で所得が増えるので使う額も増える。景気回復する要因にはなる。
労働者の給与は微々たるものだから、効果は少なそうだが。
売上が落ちても残業する。売上がなくなっても残業する。仕事が全く無くても残業する。会社が潰れる前日まで残業する。潰れても残業しろといわないと。
売上が落ちたくらいで、ひよってはダメだ、示しがつかない。
残業しまくって会社を潰すくらいの勢いがないとダメだ。社会貢献だといっているブラック企業は、残業代を払いすぎて潰れたなら本望だろ。
ブラック企業は残業代を払って景気が回復する直前に潰れるこれが本当の社会貢献である。
管理職も根性見せろ。経営者が「残業代を抑えろ」とふざけたことを言ったら「何をいているんですか、こんなときこそ残業で乗り切るべきだ」と啖呵きるべきだ。
ここで「残業しろ」と言っておかないと、景気が回復して仕事が増えたときに「残業しろ」と言えない。
そもそも、仕事が減っただけでは残業は無くせない。
薄急で働いている人が残業する目的は、仕事を間に合わせる意外に、生活費を払う目的が有る。景気が悪くなっても、生活費は急には下がらない。
狭い部屋に引っ越したり出来ないだろ。ローンを組んで家を買った人も、返済を止めたら家が無くなり、借金だけが残る。スマホを糸電話に買い換えることも出来ない。中途半端な時期に解約したら違約金も発生する。
労働者にとって仕事が無いときこそ残業代の稼ぎ時だ。
暇な時にと比べて忙しいときのライフポイントの消費は体感的に1.5倍になる。忙しい時の長時間残業は向いていない。
残業代を稼ぐならひまでライフポイントの消費が少ないときにである。
一度残業して年収を上げてしまうと、税金も上がる。
残業代を含めた給与を使ってしまう生活をしていたら、残業を始める前の水準以下の生活に戻すことになる。
簡単には出来ないだろう。「景気が悪いから残業を辞めろ」と言われても家計の関係ですぐに辞めれない人も居る。
残業をするなと言っている管理職も給与が下がったら困るだろう。
末端の労働者にとって残業代が無くなることは管理職が左遷されて、担当職になる様なものだと思う。
給与が足りない労働者に「残業するな」と言う行為は、管理職に「管理職を辞めろ」と言っているようなものだ。管理職が減れば給与が下がるので残業を減らすのと同じ効果が有る。
収入－支出してお金が余る人は良いが、ゼロになる人に残業辞めろという行為は不幸になれと言っているのと同じだ。
仮に収入が300万円で支出が299万円なら幸せな生活が出来るが、支出が301万円なら不幸になる。
残業するなと言う行為は、結果的に支出が301万円の家庭にする行為だ。
不幸を避ける為にも副業を始める人も出るハズだ。
社内規定では禁止されていても、法律で禁止されていないから副業は問題なく出来る。
副業の有る生活に慣れてきた頃に、景気も回復したから残業しろと言われても出来ないだろ。
また、残業が無くなる。次は会社が傾いてリストラされる可能性が有るなら、収入源は2つ確保しておきたい。
景気が悪いから残業をするなと言う行為は、余計に景気を悪くする。
不景気だから生活費が下がる訳も無いので、薄給の労働者は残業は辞められない。
無理やり辞めさせたとしても、景気が回復したときに残業をさせるなんて都合のいいことは出来ない。
不景気を理由に「残業を止めろ」ろ言うのは、悪手である。
会社のことを考えると不景気だから残業で乗り切ろうが正解だ。
不景気による残業短縮に気をつけろ。
