進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

日本の企業では残業が無くならない

日本の残業信仰は異常だ。残業が理由でうつ病になろうが、過労死が出ようがお構いなしに残業を推奨している。
残業が理由で過労死が出た後でも、経営者が従業員に残業をさせようとしている。人が亡くなっても気にしていない。今後も残業でどれだけ損失を出したとしても続けるのだろうなと思う。
日本でサラリーマンをしている以上は残業ってのは撲滅するのは不可能じゃないかなと。

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求人を見ていると残業が無い企業が無い。求人サイトのキャリアカウンセラに「残業が無い企業を探して欲しい」と言った時に「月の残業が20時間以下の企業は無い」と言われた。
専門家が探しも無いのだから、自力で見つけるのは困難なくらい残業が無い企業が無いのだろう。
有ったとしても、人が辞めないので、求人が出ないのかもしれない。


日本のではやっと、残業を無くそうと試みているようだが、長時間労働を無くすことができないのだろう。
残業が無くならない理由について考えた。


日本の企業では、残業が多いと頑張っているという価値観がある。経営者でも、従業員が頑張っているか
社畜自身もこの価値観に犯されていて、苦労自慢することが大好物である。
残業時間が〇〇〇時間した。何十連勤したとか、残業で寝ていない自慢など、劣悪な労働環境で意味のない苦労をした自慢が大好きだ。
社畜は経営者に奴隷として都合よくつかわれているだけなのに、自慢しているなんて幸せな人だ。
若い世代だと、徐々に減少する傾向が有るみたいだが、残業するにしても残業代を稼ぐ目的だったりするので優秀だと思う。一方で中年連中は奴隷自慢して喜んでいる。
自己満足の為に長時間労働時間を自慢するならいいが、迷惑なことに、他の人に強要する。
自滅している分には、文句は無いが、他の人を巻きこむのは、迷惑だから辞めて欲しい。

本来なら、改善をして楽に仕事が出来るように努力するべきだ。無駄な努力を避けて、残業を減らす様にすうべきなのに、その苦労を自慢している内は改善できない。
それどころか、他人に強要している様であれば、更に環境は悪くなるのだろう。

 

社畜自身が残業を求めてる場合も有る。
定時帰宅すると給与が安すぎて、生活が出来ない、趣味に掛けるお金がないから残業している社畜もいる。
こうした人は敢てゆっくり仕事したり、どうでもいい仕事をして、残業時間を稼いでいる。この手の残業は生活残業と言う。
こうした社畜が居ると、会社の利益が無くなっていく。管理職も気が付いているので、仕事を増やして、無駄に残業をさせない様にしていく。
納期が間に合わないとなると、残業しなくても生活が出来る人も、残業に巻き込まれて行く。
生活残業をしている社畜に限って、「俺は頑張っているから。お前も残業しろ」と言ってくる。酷い建前である。
本当は「俺は残業しないと破産するんだ、だから、無駄なことをしたり、ゆっくり仕事をして残業代を稼いでいるんだ。本当は定時帰宅したいが、出来なくて辛いんだ。だからお前も辛い思いをしろ。みんな辛い思いをすると俺の辛さがまぎれる」と言ったところだろう。
こういうと、社畜自身の比を認めることになるから、あたかも残業することを正当化する為に、俺は頑張っていると言って誤魔化しているのだろう。
みんなで不幸になるキャンペーンをしても、社畜は楽になる事が無い。生活残業は本当に迷惑だから辞めて欲しい。
また、生活残業雇用契約違反だし違法行為に当たる可能性もある。生活残業は迷惑で済ますことが出来ない。


残念なことに、「残業してる=頑張っている」とされるので、例え生活残業していようが頑張ていると評価されるのだろう。
その社畜自身も自分は頑張っていると思っている。残業が辛いと思っていても辞めない所か、他人に強制する始末である。
こんな状況では、残業は減らないのだろう、

サラリーマンをしているうちは残業は減らないだろう。
残業したくないなら、自営業で稼ぐか。セミリタイヤして、仕事時間を短縮するしかないのだろう。