進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

結果ありきの報道

株暴落のニュースを見てるといつも違和感を感じる。
事実はどうでもよくて、まずテレビ局が考える結論有りきで報道されているのでないかと思う。
要するにテレビは印象操作している。

まちカドで個人投資家へのインタビューでは、受けた人は「下落が続いて不安」「損失が出て困る」「お金を使うのをためらう」などネガティブな意見ばかりが取り上げられる。
複数の人にインタビューしたらある程度は意見が分かれるはずだ。
別のものに例えると労働についてどう思うか聞くとみんな誉めた称えることはない。労働が好きが居る一方で、は労働はクソだという人もいるだろう。意見はばらつくはずだ。
僕も株を持っているが、今いくらになっているか分からない。リスク資産を持つ以上は、下がることは想定内だし。利益がでた時は無リスク資産より高い配当が出る。
下がっても何とも思わないし、想定の範囲ないだとしか言い様が無い。面倒なので売る気も無い。
インデックス投資をしている人は、一時的に下がっても長期的に上がるから問題ないと考える人が多いはずだ。不景気で下がった時は買い時だとテンションが上がっている人もみかける。
株の投資なんて余裕資金で行うものなので、損しても困らない。さすがに、株を買って家賃が払えない人は居ないだろう。
不景気で困っている報道をしたいなら、お金が無くて、生活費を稼ぐために派遣社員をしていたが解雇された人にインタビューをするべきだろう。
過去に派遣きりで盛り上がったので、もう使えないネタなので扱わないのかな。

株価に関しては不安が有る一方で、何とも思わない人や喜んでいる人も居るくらいだ。
みんなが不安視していいると、株価は下落する。毎日ストップ安になるだろう。みんなが売り手で買い手が居ない状態になる。
ストップ安に陥らない状況を見ていると、今が買い時と考える投資家も居るし、売らない人もいる。
株価は、取引した時点では売り手も買い手も両方儲かったと思っている。売った側は「高いときに売れた」と思い、買い手は「これから上がる」と思っている。
両者win-winの取引が出来たと考えている。また、自分の資金を掛けて売買しているので、みんな真剣にやっている。価格を追わない人も居るが、少数で、ノイズの範囲内だろう。
みんなが真剣に先を予測して買っている。株価は先を見通す指標になる。
左翼が株価は絶対に上がるでなぜかと言うと、俺がそう思うからだ。そうした思いも加味されて価格が決まっているので、絶対に上がることも無い。逆に下がるとも言えない。
多数の人が身銭を切った取引で決めた額は、正確な数字になる。
そうした取引を全て集計した結果が今の株価である。みんな損すると思ったら下がる一方で、上がる事が無い。
株価が上下しながら下がっていると言うことは、買い時だと思っている人も居る、不安視して売る人の方が多いのだろう。
報道でインタビューすなら、不安視する意見だけでなくて、買い時だとか、何とも思っていない意見も出たはずなので、ポジティブに捉える意見も報道するべきだ。

株価暴落によって、個人投資家が大変な思いをしているストーリありきで、都合がいいインタビューだけ切り取って報道しているのだろう。
報道番組は、ストーリありきでやるのでなくて、事実を淡々と流すだけでいい。ストーリを考えて、意図に沿う意見だけ切り抜いてと無駄な手間が出来るだけだろ。
無駄な手間をかけてでも偏向報道するには裏があるのでないかと思う。

貯蓄から投資への流れに進みつつある世の中で、個人で投資されてしまうと、今まで預金で儲けた機関が儲からない。
預金の有る顧客には金融商品を売って手数料をとって儲ける商売が出来ないのだろう。
個人の投資は危険だと印象付けたいのでないかと邪推してしまう。

テレビ報道に気を付けろ。