自営業だと売り上げより、経費を差し引いた純利益が大事である。いくら売り上げが多くても、利益が出ないと意味がない。個人事業主だと売り上げから事務所の賃料、社用車の維持費、電気代などいろんな経費を差し引いた後の利益がいくら出ているかが大事である。売り上げがいくらかはそんなに大事でないと思う。 サラリーマンは、年収を気にする。税金を差し引く前の金額がいくらかが大事だと考える人が多いとおもう。サラリーマンは、年収自慢をしたがる人がいるが、そうした人は、年収だけを見ている。サラリーマンも純利益が大事だ。年収は個人事業主で言う売り上げに当たる。そこから、税金や経費を差し引いて残る額が純利益だ。年収が高いよりか自由に使えるお金がいくらかが重要である。税金は天引きされる。手取りからもサラリーマンとして働くコストである経費がかかっている。車通勤をする人からすると、車を維持しないといけない。車を購入して維持するだけでも年間に40万円ほどかかる。会社の近くの賃貸に高い賃料を払っている場合は、割高分は経費に当たると考えていい。例えば、安い地域なら賃料３万円で借りれるところ。会社の近くで物価が高い地域で同等のマンションに住んで賃料が６万円なら、差額の３万円は経費になる。スーツや革靴など仕事で身につけるものも必要な場合は経費だし。同僚など会社の人間関係との飲み会も自分の給与から払う場合は、経費である。個人事業主なら経費に計上している。サラリーマンにとっても経費にあたる。年収からこれら全ての経費を差し引いた額が、サラリーマンとし働いた純利益である。 僕は、年収である売り上げより、税金や経費を差し引いた後の純利益が大事である。純利益がいくらか見て、どの程度まで働く価値があるか見分けないといけない。年収ばかりに目が行くと、稼げていると勘違いして、実際に得ている利益より、働き過ぎる人が増えないか心配だ。
