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働いても働かなくても結局赤字

「店を閉めても開けても結局赤字」飲食店経営者、緊急事態宣言延長に唇かむ

news.yahoo.co.jp

「店を閉めても開けても結局赤字」飲食店が有るみたいだが、こんな儲からない店では、安い時給でバイトを雇っているのだろう。
飲食店の求人を見かけたことが有るが、大体、低い時給である。そんな時給ではフルタイムで働いても、質素な生活しか出来ない。少しでも気を緩めて、節約を怠ればすぐにでも赤字になる給与である。
経済の落ち込みによって売上が落ち込んだ時はすぐに、飲食店経営者はすぐに「店を閉めても開けても結局赤字」と嘆くが、従業員に常に強いてきたことだろう。
それが、経営者自身に返ってきただけだろう。
従業員は、必死に労働をして沢山働いて売り上げを増やしても給与が変わらない。客が沢山入っても入らなくても給与は同じである。
時給が高ければいいが、求人を見る限り、独身で節約が苦にならない特殊な人以外は、家計が赤字になる手取り額である。
一方で、経営者は儲かった時も給与を上げずに利益は自分のものになる。利益が出た時くらいは、給与を上げても良いものだと思うが、上げない。
経営者は儲かる時は、従業員では到底稼げない額を稼いでいるんだから、儲からない時は、従業員より安い給与で働くべきだろう。
従業員は、経済が落ち込まなくても、節約を少しでも怠れば家計が赤字になる程度の給与しかも貰っていない。売り上げが落ちたら従業員の労働時間が減って、更に給与が減る。従業員は常に「働いても働かなくても結局赤字」の労働をしている。

普段から働いても家計が赤字になる様な給与しか払っていない経営者は、「店を閉めても開けても結局赤字」になった程度で嘆くべきでない。
常に赤字の従業員と比べたらマシだろう。利益が出せないなら、店を潰して、働くこともできる。今まで、自身が求人で出していた条件の職場なら簡単に見つかるだろう。
一度、従業員と同じ条件で働いくべきだ。そうすれば、人手不足が給与不足だったことに気が付く。安い給与で働くより生活保護の方が豊かな生活が出来る人も居る。
従業員がやる気を無くす理由も理解できそうだ。飲食店は営業時間が長く従業員の労働時間も長くなりそうだ。安い時給で長時間労働させられたら嫌になるだろう。激務をこなしても給与が上がらない。
やる気を出せと言う方に無理がある。やる気を出す前に給与を出すべきだ。せめて、売り上げが多い時くらいは、フルタイムで働いたら家計が黒字になる給与を払うべきだろう。

「店を閉めても開けても結局赤字」と嘆く経営者が居るが、今まで従業員に長期に渡りやってきた仕打ちが、返ってきただけである。
緊急事態宣言は、数カ月で済むのだから、従業員の苦労に比べたら、短いもんだろう。