進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

ワンマン企業経営者と末端の従業員の待遇は違えど能力は同じ

ワンマン企業で低所得者をしている自分。このまま、働いても底辺の労働者として働き、生活保護レベルの給与を受け取りながら一生を終えるのだろう。
一方で経営者の息子として生まれただけで、ものすごいペースで出世して取締りになっている。
自分との差を感じる。僕も、たまたま親父が中小企業を経営していたら、取締りにでもなっていた。
生まれた家計が違うだけで、大差が付く。
本来なら、中小企業で末端の労働者として働く能力しかなくても、取締りになり、会社の経費を自由に使い、自分より能力の高い一般の労働者を使い放題できる。

一族経営会社の役員になれば、年収は、一般の管理職から他社の役員の間に設定しておく。年収なんて高くても、税金が引かれるだけである。見かけの年収は低くしておく。
報酬が少ない分、株式配当や退職金を多めに設定して、給与で受け取るより低い税率で収入を得る。
私用であっても職務遂行の為と称して経費を使い放題する。年収が800万円だけど、趣味で乗る車は、4000万円で休日はドライブにでも出かける。
仕事では、従業員と同じクラスの国産のコンパクトカーにでも乗っる。
車の購入費から維持費まで経費で支払う。
自宅も、会社の経費で建てる。○○商事と称して自分と身内しか使わない自宅を建てる。表向きは会社なので経費で落とせる。
立地が良くて、建物も立派にする。
食事も外食して、接待したことにしておいて経費で落とす。
趣味で、仕事に関係の無い知人と旅行に行ったとしても、出張費として経費にする。
服やパソコン、スマホも仕事で使えそうなものは全て、経費にしておく。
仕事から私生活まで経費で支払うので、給与が少なくても豊かな生活が出来る。
年収の殆どが貯蓄や投資にまわる。更に利益を生み出すわけだ。
年収が800万円だとしても、到底その年収のサラリーマンが出来ない生活を経費で賄う。
従業員には、自分は役員だが、管理職と同じ給与で働いているだから、もっと頑張れとでも言っておく。

その私欲と業務に使う経費は誰が稼いでいるのかは、従業員である。従業員が汗水流して、稼いだお金の上前を跳ねたお金である。
必死に頑張ったところで、役員が経費でさくっと買う4000万円の車は一生働いても買えるか分からない。
結婚もしない、お金のかかる趣味もしないで稼いで50代にやっと、買える車である。購入後は維持費に苦しめられるだろう。
車を買って維持する為に働いてやっと所有できる。
同じ車は買えたとしても、立地のいい土地に家を建てることは出来ない。
従業員が一生働いても得れないものを、経費で買えてしまう。
私生活での従業員は同僚との飲み会や旅行であっても少ない給与から支払う。毎日の様に外食していたら、給与が持たない。
一方で、役員は、そうしたお金も自分の給与からは支払わない。
恵まれた一族経営の役員が、従業員に対して、努力して会社に尽くせと求める。

リスクを取って会社を立ち上げた経営者なら、事業が上手くいけば、経費が使えて、一般の従業員に比べて税金がかからない方法で、報酬を受け取るなら理解できる。
2世、3世なんて、リスクは背負っていない。特別会社で成果を出したわけでもない。優秀でもなければ、話しが上手くも無い。
ただ、経営者の身内に生まれただけで、優遇されている。優遇された立場から、報われない一般労働者に努力を求める。
労働者が利益を出したら、ピンハネして、従業員が一生かかっても使えないお金を私用に使える。
一般の労働者は報われないなと思う。

一般の労働者は、努力する必要が無いと思う。努力をしたところで、経営者の身内に生まれた人には追いつけない場合が殆どだ。
最低限働いて、後は好きに過すくらいで良い。