進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

個人事業主とサラリーマンは反りが合わない

個人事業主と元サラリーマンと仕事に対する価値観が違って当たり前。

個人事業主のAさんとサラリーマンのBさんが友人同士の仲だった。
Bさんがサラリーマンを辞めて、Aさんのところで働くことになったが、Aさんは私生活では優しいが、仕事になると厳しくなる。
普段遊ぶには、対等の立場であったが、仕事になると上から厳しく当たられて、プライドに傷付いたのだろう。
最終的には反りが合わずに、Bさんは仕事を辞めて、友人としても会わなくなったとの事だ。
仕方が無いと思う。

個人事業主とサラリーマンとでは、仕事に関する認識が違いすぎる。
個人事業主は、いい仕事を効率よくこなせば、自身の事業が成長する。収入も増える。
いい仕事をすれば、また仕事を頼みたい客が増えて、仕事を長く続けられて、事業の成長と高収入が維持できる。
一方で、サラリーマンは、成果に関係なく時給で働く。いい仕事をしても、全く仕事が出来なくても、給与は同じ。
なので、楽に仕事をすることが利益に繋がる。質の低い仕事をすればするほど、仕事が頼まれなので仕事が減る。
仕事が減っても時給が同じなので、労働単価が高くなる。

仕事に対する価値観の相違だけでなく、業務に関する能力や知識にも差が有って、元サラリーマンのBさんが何にも出来ないこともに苛立ちがあったのだろう。
個人事業主からすると、仕事を多く回せば利益や信用に繋がる。
計画が崩れることで、納期遅れにも繋がる。

認識や実力に差が有るのは仕方が無い。そもそも、立場が違う。
プロとは、委任契約を結んでい仕事をしている人であって、雇用契約を結んでいる人でないと本に書いてった。それをもとに考えると。
雇用契約を結んでいる、サラリーマンは素人として仕事をしているのに対して、個人事業主は委任契約によって仕事をしているのでプロである。
素人とプロが一緒に仕事をして上手くいくとは思えない。
例えば、ダイエット目的で走っている素人ランナーが、オリンピックを目指すプロランナーと一緒にトレーニングしているみたいなもんだ。
この2人にどんなトレーニングを提案しても、必ず不満が出てかみ合わない。

仕事も同じで、個人事業主とサラリーマンとでは立場が違うのだから、どんな働き方をしても、不満が出て人間関係が上手くいかない。
近い距離感で仕事をするべきでない。
一緒に働くにしても、成果に応じて給与を払う仕組みを考えないと、サラリーマン目線では仕事を頑張る価値が見出せない。
もしくは、そのスキルが身に付いたら、独立できるなどの利点が無いと、一緒に働いてもどちらかが不満を募らせる結果になるだろう。
サラリーマンだと独立して働く発想が無いかもしれないので、実力に応じて給与を上げていくしかないのかもしれない。
個人事業主からしたら、高い給与は払いたくないので、昇給も他の中小企業にあわせる程度しか出来ないだろう。

サラリーマンは、個人事業主と一緒に働くいてもそりが合わない。
距離を取って働いている職場を目指すが、お互いの為になる。