進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

大卒での就活はギャンブル

大卒ってギャンブルだと思う。
かつては、大学に出ていれば、高卒より就職があって、昇給もコンスタントにあって、勤続年数が長くなるにつれて、生活が豊かになる。
安定して収入が得れるのが大卒であった。ギャンブルとは正反対の性質があったと言える。

現在では、大卒はギャンブルになってる。まず、時代によって就職の難易度が上がる。
大卒は就職するときの経済状況に左右されやすい。
たまたま、自分が卒業した年が経済が状況がよければ、ホワイト企業に入って、安定した収入と昇給で豊かな生活が出来た。
経済が悪ければ、就職すら出来ない人が居る。何とか就職しても、ブラック企業で薄給で働きつづける。中には高卒で就職していた方が稼げた人も居るだろう。
大学なんて基本的にはお金の為に働く予備校みたいな存在で、真面目に卒業するだけでは、就職以外に何の役にも立たない。
その大学を卒業する為には、私立なら学費や生活費を含めて1000万円ほど使う。最短で卒業しても、入試勉強を含めて5年はかかる。
若い時間の5時間は貴重である。恐らく若者と言われる間は、15年ほどである。若い時間の役3割を大卒の資格を得るために使う。
これらを就職するために賭けているのと同じである。就職に成功すれば、言いが負ければ、1000万円と5年を失う。
就職するために大学に行っている人は、ギャンブルをしているのと同じ。
結構、大きなものを賭けている。負けたらその辺のパチンコや競馬で負けているおっさんと比にならない損失が出る。

経済が落ち込むことが週十年に1回なら、リスクは大きくないが、10年に1回くらいのペースで経済の落ち込みは起こる気がする。
一度押し込んだら、回復に時間がかかる。自分が大学を卒業した時の経済が良かったという人は、幸運であると思う。
落ち込んだ直後もしくは、回復中に卒業して就職活動をする人が多いのでないかと思う。
僕も、経済が落ち込んで回復し始めた辺りで、就職活動をした時は「運が悪いな」と思ったが、2021年就職組みに比べたら、運が良かったかもしれない。
いつ経済が落ち込むかは予測できない。生まれた年によって、大学を卒業する年も決まっている。
自力で経済状況が良好な時を選んで、卒業するのは困難だろう。
今年は、経済が悪いから大学に残る選択枝もあるが、回復するまでやっていたら、年を取ってしまう。30歳の大卒なんて嫌だろう。年齢制限がかかったら本末転倒である。
他に進学して大学院に行く手段も有るが、興味の無い勉強を2年も続けるのはキツイだろう。更に学費もかかる。就職にベッドする金額も上がる。
2年で元の経済状況に戻らないと思う。掛け金だけ上がる可能性も高い。

子供を大卒にしたい親に限って「パチンコなどのギャンブルは、危険」で子供にはやらせたくない人がいる。
僕は、大卒で就職する方が危険なギャンブルである。
1回のギャンブルで1000万円と5年を失うギャンブルと聞けば、カイジ世界だろう。
こんな危険なギャンブルは無いと思うが、このギャンブルは大卒で就職しか考えていない人はみんなやっている。
僕は、パチンコより大卒で就職しか考えない方が危険なギャンブルだと思う。
真面目な学生ほど、就職活動で内定が取れないと悩んでしまう。ギャンブルして苦労までしてしまう羽目になる。

就職する為に大学に行くのは、ギャンブルでしかない。
就職だけでなく、他にも目的があっていくならいいと思う。就職がダメでも、他の目的が達成できたなら、進学して良かったと思える。
そんな進学なら有りだと思う。