進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

仕事に天職なんて無い

雇われ仕事に天職なんて無い。
就職活動をすると、求人に「天職を見つけよう」的な内容を見かけるが、雇われ仕事に天職は無い。その求人に応募しても天職には就けない。
雇われ仕事は、誰もやりたがらない業務を、お金を払ってでもやって欲しいからやっている。
誰もやりたがらない業務の中で、天職を見つけるのは困難である。
また、囚人が罪を償う為にしていることが仕事である。シャバに天職が有るなら、刑務所にも天職が有りそうなものだ。
洗脳でもされない限り、天職だと思えない。
仕事は、給与を貰う為にしているを割り切って、給与が高くて、楽な仕事を探すべきだろう。
天職は自分のやりたい事から探すべきだろう。趣味を極めたら、それが仕事になっていたパターンは天職と呼べるかもしれない。
少なくとも、求人には転職は無い。

それにしても、天職は都合がいい言葉である。
数値化できる条件は、嘘を書くとばれてしまう。就職後に求人と違う待遇をすれば、契約違反になり、会社都合での退職が可能である。
退職後は、失業手当でも貰いながら、優雅な生活が出来そうだ。
求人に高時給と書いて、時給865円と書けば、嘘が一目でわかる。
時給2000円と書いてあるが、実際に働いたら時給865円であれば、最初の給与で気が付く。契約違反なので、会社が悪い。
他にも土日祝日休みと書いておいて、年間休日88日とかも一目で嘘だと分かる。
これが天職と書いてあればどうなるか。就職したが天職でないから契約違反だと主張しても「それは、感性の問題ね」と言われて終わりである。
数値化できない言葉は、証明が出来いので、嘘でも書き放題である。
人を集めたいなら、給与が高い、労働時間が短いをアピールするべきだ。こうしたアピールが出来ないから、天職と言って誤魔化している。
天職といっている職場に限って、地獄を見る。
天職の本当の意味は、安い、長い、辛いだろう。正直に書くと人が来ないので「安い、長い、辛い」を省略して天職と書いている。
就職する際は、天職など、数値化できない宣伝文句は無視して、給与や労働時間だけ見て決めればいい。
そもそも、天職は雇われ仕事にないので、お金を稼ぐ為に仕方ないと割り切って働くべきだ。
天職を見つけたいなら、私生活の中で見つけるべきだ。