進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

本当は羨ましい

社畜同士で馬鹿にしあうのは辞めない。
社畜の話しを聞いていると、あの会社の○○課長は馬鹿だ。とか、あの課の○○は仕事が出来ない。あいつは仕事を辞めたから負けだ。などなど、社畜に限って、他の労働者を馬鹿にしている。
いい加減、馬鹿にするのは辞めないか、同じサラリーマンとして働いて、似たり寄ったりの待遇を受けている。
端から見ると、同じレベルの人同士で、相手を蔑んでいる。ありの背比べ状態である。相手が馬鹿なら自分も馬鹿である。

社畜に限って、相手を低く見るのだろうか。それは、自分が惨めであることを自覚しているが、認めたくないのだろう。
プライドが高い人は、他を低くして、自分を高く見せかけたいだけに過ぎない。
もしくは、今の待遇に不満があるから、上手くいっている人が羨ましいのだろう。どちいにしろ、情けない。何の解決にも繋がらない。

自分の今の待遇に満足していたら、他人のことなんてどうでも良くなる。少なくとも、貶す気にもなれない。
僕も他人からどう見られているかは知らないが、満足できる生活をしてから、他人はどうでも良くなった。
ブログのネタで、社畜をけなしているくらいか。私生活で他人を馬鹿にすることは言わなくなった。逆に、不満があるときは、他人を馬鹿にする発言をしていた。
他人に不満が有るなら、満足できていない証拠である。

社畜をやっていると誰かにとって都合がいい価値観を植え付けられて洗脳されている。
長時間労働も気持ち良くなり、薄給でも満足している社畜は多い。冷遇を受けても、満足だと無理やり自分を納得させている。
不満の正体に気が付くことがない無い。
不満に思っていなくても、長時間労働していることに違いは無い。給与が安いのも事実である。
10万円台の手取り額に満足していても、10万円台の給与であることに変わりは無い。
どこかで、不満が溜まり、満足できないから、他人を貶して「あいつは自分より下だ」と思い込むことで満足しようとしている。

同じサラリーマンとして働いているだけの相手を貶し始めたら、自身の待遇に不満がある証拠である。
他人を蔑みたい衝動に駆られたら、自身の待遇に不満があると疑うべきだ。
「あいつは馬鹿だ」と思いだしたら「いや、俺が馬鹿なのか」と自分を疑う位でいい。
社畜をやっていると、常に冷遇をされる。不満やストレスが溜まることばかりである。
不満に思うのは、仕事をしても給与が上がらない。逆にいえば、自分より仕事が出来ない人が同じ給与を貰っているから不満に感じる。
自身も無能に徹して仕事をしなければ、不満が解消される。給与以下の働きをしていいれば、この手の不満から解消される。
無能に徹した結果、「あいつは馬鹿だ」と思っていた相手と同じ働き方をしている。実は、あの人は優秀だっんだと気が付くだろう。
仕事は楽になるが、給与は変わらない。私生活でも仕事のことを考える機会がなくなる。私生活でも余裕が出来る。
無能な働き方をしていると、不満やストレスから開放されて、満足できる生活が出来る。
みんなこんな働き方をしたら会社が潰れると言われそうだが、自分の会社でもないのにそんなことを考えるだけ無駄である。
従業員が必死に働いて、業務を全部自動化しても解雇されるだろう。もしくは、冷遇されて自主的に退職するかだ。
結局、倒産しても、業務を自動化しも、解雇されうのだから、従業員には関係のない話しである。

本当に馬鹿なのは、他人を馬鹿にして自身以下の水準だと思い込むことで、自分が高い位置にいると勘違いすることだ。
社畜が他人を馬鹿にするのは辞めて、その労力は自身の働き方や生活の満足度を高める方に使うべきだ。