進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

新卒研修の待遇は配属後の待遇と同じ

入社前の新卒に研修を泊り込みで行う企業もある。
研修を受けるときは拘束されるので、時給で賃金が支払われる、交通費が全額支給される企業だと、安心して入社出来る企業である。

ブラック企業だと、入社前だからといって、泊り込みで研修をしておいて、1円も支払わない。
交通費すら満額支払わない。大卒だと遠方から研修に参加する。交通費だけでも馬鹿にならない。その交通費すら実費で払う。

拘束しておいて、お金を払わない。参加するためにかかる交通費も満足に支払わない企業は就職する価値が無い。
かといって、断るのも難しい状況なので、入社した後も、真剣に働いてはいけない。手を抜いて仕事をするくらいでちょうどいい。

研修に参加する新人にもお金を払わない企業は、入社後の従業員の給与もまともに払わない。
こうした企業の特長は、昇給は無い、手当てがつかない。出世しても給与が増えない。残業はさせるが、可能な限り残業代を支払わない。酷い場合はサービス残業を強いられる。
給与が上がる事が無いので、必死に働いても仕事量が増える。給与を払わない分利益が出るが、利益は経営者が独占する。
労働者目線で見ると、働くだけ損する。逆に働かなくても給与が同じなので、金払いの悪い企業に入ったら、可能な限りサボるのが得策だ。

研修の内容も酷い。働いても報われないことを隠蔽するために、企業にとって都合がいい社畜精神ばかり教え込まれる。
定番なのはやりがいの為に働くので給与が上がらなくても必死に働く価値がある。
上司に頼まれたことは試されごとだと思って、期待以上にやる。
仕事をやる目的を給与以外にそらしたり、仕事を必要以上の質に仕上げることが目的だ。
仕事をして欲しいなら、給与を上げるべきだ。洗脳によって人を都合よく使手法は、あやしい新興宗教と同じだ。
洗脳で社畜精神を植え付ける企業は、新興宗教と同様に信用できない。

新人からすると、社畜精神を学ぶために自分の時間を使い。交通費まで払わされている。
馬鹿にしているとしか思えない。

賃金を払わないなら、せめてお互いにとって有益である研修をするべきだ。
自身を守るためにある労基法について学んでもいい。
労働時間は週に40時間以上働かせることが出来ないとか、有給を取るのは権利だとか、社畜精神以外にも教えることは沢山あるだろ。
税金や社会保障についてでもいい。労働者と雇用主の関係についても知っておいて損は無い。
新人が一方的に損する社畜精神について学ばせるなら、せめて賃金は払うべきだ。
賃金を払わないで済むので、夜遅くまで研修をさせられる。残業の予行演習といったところだろう。長時間研修させることで、長時間労働にも慣れさせる目的がある。


新人研修時に待遇は、入社後の待遇である。
賃金を払わないなら、入社後も何かと理由をつけて給与を下げてくるだろう。給与には期待値も含まれているから昇給は少ない。
少ない給与に期待が入る余地が無い。
研修が夜遅くまで行われると、配属後も長時間残業を強要される。
研修で社畜精神を植え付けるところは、入社後も機会があるたびに、洗脳される。
新人研修でも待遇が悪い、洗脳要素が満載なら、配属後も同じ待遇をされる。


新人研修でこの職場はブラックだと気が付けばその時点で逃げ出すのも有りだ。働いたところで報われない。
逃げれないにしても、報われない前提の働きをする。会社のことを考えずに自身の身を守ることだけ考えていればいい。
業務が進まなくても定時まで会社に居て帰るを繰り返す。会社の利益に貢献しない労働者に成長しよう。

新人研修に気をつけろ。