大西つねき氏の命の選択発言が問題になっているみたいだ。元の動画は見ていないが、要は高齢者が先に亡くなるもんだから、医療の限界を迎えたときに高齢者より若い人を優先的に治療を受けるべきだと発言した。
元の動画を消して、謝罪してたとのことだが、動画を消す必要も無いと思う。謝罪をしたと言うが、いい歳したおっさんがそんなに簡単に考えを変えれるとは思わない。
僕は、今までにブラック企業での労働に価値が無いとブログで何百記事書いてきたが、それを撤回して、労働は素晴らしいと書いても、誰も信用しない。撤回したところで、考えは変わらない。
それなら、撤回して謝罪しないで、そうした考えに行きついた過程を説明するべきだろう。
コロナで重症化しているのは高齢者がかりである。例外的に、持病を持った若い人が亡くなったりしているが、それ以外で若い人が重症化して治療を必要とする事例は殆どない。
重症化して治療が必要なのは高齢者ばかりだ。なので、コロナに掛かったときに、治療を必要とするのは高齢者ばかりで、若い人は治療しないでも、治る。
治療で高齢者を優先するのか、高齢者を優先するかの選択に迫られることは無い。起る可能性が低い。非難する必要もないだろう。高齢者同士でどちらを先に治療するかの選択を迫られる。
それなら、重症っぽい人を優先すればいいだけの話だ。
そもそも、医療に限界を迎えているのだろうか、コロナは毎年流行るインフルエンザに比べて、かなり人数が少ない。
インフルエンザは、感染者ではなくて、自覚症状が有る患者が年間に約1000万人いる。そのうち約1万人亡くなる。コロナで医療崩壊するなら、インフルエンザで毎月の様に崩壊しているはずだ。実際にはしていいない。それに比べてコロナは、感染者数ですら2桁少ない。命の選択すら必要ない。
コロナで亡くなるのは、70歳以上の人が殆どである。これは、言い方が悪いが寿命でないかと思う。
高齢化すると、普通に生活をしていても、亡くなることが有る。たまたま、その時期にコロナに掛かっただけじゃないかと思う。
むしろ。過度にコロナを危険視するあまり、自粛によって経済的に無くなる人が増えないか心配だ。命について議論するなら、コロナを煽るメディアの報道のやり方について警告するべきだ。
大西つねき氏の命の選択発言は大した問題でない。
本来なら、おじいさんが更年期でおかしな発言をしているよと思われて終わる話だ。数字が2桁間違えているのと、老眼で年齢別に重症化する割合をちゃんと見えていないよと言って、老眼鏡が届くだけで済む。
日本人なら、高齢者と若い人でどちらかしか治療を受けれない。受けれない方が亡くなるとなれば、高齢者は若い人に治療を譲りそうなもんだと思う。
