進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

QC活動は無駄

QC活動で「人員的なミスによる不良件数の削減」に取り組んでいるが効果があるとは思えない。効果が有ったところで従業員への還元が無いからやる気も怒らない。
板ばさみ状態である。末端の雇われである従業員が不良削減に取り組んだところで効果は少ない。
一番の人員的なミスを減らすには、人が辞めない環境を作るが一番である。
ミスの発生させた人を見ていると大体新人である。
新人がどこでミスをするのか分からない。だから付きっきりも出来ない。自分の仕事をしつつ、新人に仕事を教える。
定時まで、新人を教えていたら自分の仕事が進まない。放置して帰って良いなら、出来るが、そんな会社は稀だろう。
仕事を覚えて1人でこなせるまで付きっきりで、指導するのは出来ない。ある程度覚えたら、1人でする。そこで、確認抜けによってミスが起こる。
ある程度の勤続年数が経てば、一通りのミスをして何処でミスが起こるか分かってくる。
ミスが起こらない手順で仕事を進めたりするので、ミスはかなり少ない。ミスが起こらないので、QC活動をする必要も無くなる。

いつまで経ってもミスがなくならないのは、人が辞めていくからである。
ミスが起こるので、QC活動をして無くす発想になる。新人を1から教えて、無駄なQC活動もする。二重に無駄なことをする。
人が辞める原因の多くが給与が安い。定時帰宅した時の給与で生活費が払えないなら、転職を考える。
いい転職先が見つかれば、辞めていく。代わりに新人を雇って、仕事を覚えるまで、ミスを繰り返す。そのミスを防止する為にQC活動に力を入れる。
仕事を覚えて、ミスをしなくなった頃に、結婚して、生活費が高騰したら、給与が足りないので辞めての繰り返し。
辞める理由に給与以外にも人間関係が有るが、給与が足りないことで、ストレスを抱えた結果、新人や部下に当たる人がいるとも考えられる。
結局給与が高ければ、辞める人がかなり減るだろう。
従業員がいくらQC活動をしたところで、ミスは減らない。原因は別のところにある。
ミスが起こる原因は給与が安いからである。給与を払わないのは、経営者の問題である。
給与を決める権限がある人が、給与を増やして、従業員が辞めない水準まで上げないとミスがなくならない。
従業員レベルで対策したところで無駄である。
QC活動をしている企業は、無駄に無駄を重ねているだけ。こんな下らない活動をする暇が有ったら、経営者に給与を上げろと要求するべきだろう。

給与に問題があるのだから、QC活動はしても効果が得られない。
ミスが減ったのは、QC活動の効果ではなくて、たまたま、ベテランの従業員が多いタイミングであったからである。
新人が増えれば、ミスは増えていく。ミスが多ければ、新人や指導している人の責任とされるが、的違いだ。
新人を雇わざるを、得ない状況を作りだしている経営者の問題である。
ミスが発生するたびに、新人を責めるのではなくて、経営者を責めるべきだろう。
QC活動で、ミスの原因を調べるが、真面目に原因を調べたら給与が安いに行き着くはずだ。
ミスを減らしたいなら、給与を上げるこれ以外に、対策は無い。