自分の年収を見ると平均ほどは有る。所得を得ている人の中で真ん中位居るものだと思っていた。
と言うことは、半分は自分より年収が低いと思っていた。
平均年収なのに、収入が少ない。こんな少ない収入でみんな生活出来ているのか疑問に思っていた。
独身なら余裕の有る生活が出来るが、既婚者になれば生活費が払えない。半分以上は既婚者になるので、平均年収でも家族を養う人が居ることになると思っていた。
正社員で働いても半分以上は余裕のない生活が出来ない。
正社員で働いて平均年収は少なすぎないか。
年収の分布を見ると、100万円未満の人も含まれる。この年収になると、正社員ではなくて、アルバイトだと思う。
アルバイトでフルタイム以下の労働時間なら年収100万円を切る。
平均年収は正社員だけでなくて、バイトで少なめに稼いでいる人も含まれている。
なので、正社員だけの平均年収は上がる。
正社員が自分の年収を見て平均位だから給与が標準的な額だと思ってはいけない。
正社員で平均年収なら労働時間の割に、給与は安い。
平均年収稼げているから正社員の中で平均的な頑張りをすると、収入は平均以下だが頑張りは平均以上にってしまう。
頑張りの割に給与が安くなる。給与が安い分、会社が儲けることになる。
平均年収はバイトを含めている。正社員で有っても労働者全体の平均的な頑張りを目指すべき。
平均年収を稼いでいると税金でも冷遇される気がする。
独身であれば年収が95万円未満なら税金は免除、年金も免除、健康保険だけ2万円程度取られて終わりになる。
一方で、正社員で平均的な年収でも税金は天引きされる。国民年金に加えて厚生年金も取られる。健康保険も高い。
将来、年金を受け取れるがその年金からも税金や保険料も引かれる。僕らが平均的な年収のまま働き続けて貰える年金の手取りは生活保護より高くなるのか疑問に思う。
現役の頃に限らず老後も年金を取られる。多くも無いのに平均年収を稼いでいると常に税金が取られる。
中途半端に稼ぎ続けるより、ある程度資産を作ったら、労働時間を短くして年収を下げるの有りだなと最近思う。
