進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

上司と交渉するときは取り合えず退職を持ち出してOK

コロナの影響で仕事が減って計画休暇を取っているにも関わらず課長から残業を強要された。仕事で残業するならまだ理解できるが、仕事でなくて掃除しろとのこと。余計に訳が分からん。

ここで、勤め先の事情を話すと、給与が安いので残業代を稼ぐ為に多くの従業員が仕事が無くても残業している。
他の課の課長は仕事が無いので残業を減らすか頭を悩ましている中、直属の課長は残業を増やそうとしている。一人だけどこ向いているんだ。

「定時までの掃除は空き時間にやるでいいでしょ」と聞くと「ダメだ」と答えられて話にならない。
そこで「従えないので、解雇なり退職で対応して下さい」と言えばすぐに「残業はしないでいい。だから辞めないで欲しい」と言われた。
最初は、話すら通じなかったのに退職を持ち出した瞬間に折れるなんて、効果は抜群だな。
僕は、本当に辞めてもいいと思っていたので、もうしこし遊んでみることにした。
僕は「一度言い出したことは簡単には、取り消せない。辞める意思は変わらない」と伝えるも「俺は残業を取り消したのにお前は取り消さないなんて頑固だな。直した方が良いぞ」と言いががりを付けられる。
「退職後に直します」と答える具合に、止められるも辞めるの一点張りを15分位していると、課長は逃げて行った。
今後、どうなることやら。そんなことはどーでも良いとして。

上司との交渉に退職を持ち出すと要求が通り易くなる。
是非、上司に無茶ぶりされてまともな方法で交渉しても聞き入れないなら退職を持ち出して交渉して欲しい。
すぐに上司は折れるからビックリする。

そんな事をして本当に退職することになるか心配するが、給与が安い会社なら大丈夫だ。
給与不足により常に人手不足に陥っている。
一度人を辞めさせると次が来るか分からない。採用しても続かない可能性が高い。
採用コストもかかる。ブラック企業なら社畜精神を植え付ける研修コストもかかる。
辞めるたびに全てパーになる。そりゃ、辞めさせたくない。
経営者は課長にも部下を辞めさせるなと圧力を掛けている。経営者のポチでしかない課長は必死に止める訳だ。

戦力になるかは関係ない。退職者を出さないことに必死になっている。
だから、早期退職制度が導入されたら真っ先に声がかかるであろう僕でも止めに来ている。
誰が、退職を申し出ても止める。
職場内で評価が低い人でも、納得がいかない事が有って、交渉しても話が平行線のままなら取り合えず退職を交渉に持ち出してOKだ。
退職するリスクはゼロで交渉が有利に進むのだから持ち出さない理由が無い。
ただ、ここまで止められると、本当に辞める時に困りそうだなと心配になる。
退職を持ち出して辞めてしまうかの心配より、本当に辞める時に退職するのに苦労しないかの心配をするべきだ。
最悪、困ったら退職代行を使うのは有りだな。


上司に理不尽な要求をされて断るのに困ったら取り合えず退職を持ち出せばいいよ。
上司に退職を持ち出しただけでは、辞めさせられない。