かつては、残業して色んな時間帯に帰宅していた。今は、仕事の有無に関わらず定時帰宅している。
色んな時間帯に帰宅してると、定時帰宅が一番混んでいて、遅くなるにつれて空いている。
世の中は、定時帰宅が一番多くて、残業時間が長くなるにつれて少数派になっていくのだろう。
一方で正社員の求人を見ていると、定時帰宅が出来るのだろうなと思える求人が無い。
大抵の求人では、見込み残業○○時間と有ったり、固定残業○○時間や先輩従業員に月給例に残業代込みと書かれている。
残業が有るとは、ハッキリ書かないが、残業が有る前提で応募してねとした意図が見え見えだ。
定時帰宅する企業が多数派なのに、求人では定時帰宅の会社を見かけない。
残業が有る会社では、常に退職者が出て人手不足になっている。
一方で定時帰宅する会社では、辞める人が出ないので求人を出す必要が無いのだろう。
それもそのハズで、残業が多い会社では労働環境が悪い。
真っ先に残業が多いと聞いて思い浮かべるのは、仕事が多くて帰宅出来ない。
慢性的に残業が有る会社で仕事をしていると、仕事量以外にも残業する目的が出来る。
給与が少ないなら、仕事が無くても残業しないと支払いが出来ない。
残業が有る会社では、給与不足と仕事量が多い条件が揃っている。辞める定番の理由が2つ揃っているので、退職者が出る。
辞めると求人を出す。だから、残業が多い会社は少数にも関わらず、求人が溢れている。
それに、一度就職すると残業が多くても、給与が多いとは限らないことも薄々気が付く。
残業が有れば、平日に下らない仕事以外に何も出来ない。そんな求人に応募したいとは思わない。
人が集まらないからいつまでも求人を出さないといけない。
悪い求人ばかりがある一方で、定時帰宅出来る会社が求人を出せばすぐに応募者が来て採用される。人が集まれば求人も無くなる。
残業が多い求人ばかりが残っていく。
今の職場が残業が有るなら、残った求人を見て、いつでも同じ条件の仕事なら出来ると思えるので、余計に退職に拍車がかかる。
求人を見ていると残業が多い職場ばっかりだが、世の中は定時帰宅出来る職場が多数派なんだろうな。
僕の職場は残業が多くて給与が少ないが残っているのは、節約さえすれば安い給与でも十分にお金が余る。
勝手に定時帰宅しているので、お金は余るし定時帰宅出来る環境を勝ち取っている。
たまに上司から毎日残業をしろと強要されるが「指示には従えなので解雇して下さい」と取り合えず答えている。
給与不足による人手不足が起こている職場なので解雇どころか退職して欲しくないのだろう、上司が見事に折れてしまうので、定時きたくになってしまう。
出来れば、解雇して欲しいところだ。解雇なら、身内からも「仕方が無い」となる。
経済的にも有利だ。税金や社会保障は何割か免除で、失業保険はすぐに支給される。最安値で正社員を辞めれる。
