進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

退職金決まりました

10年4カ月働いた退職金は、約110万円だった。
最初見た時はありがてぇと思ったけど、10年以上働いているんですよね。1年あたり11万円未満の積み立てた。
少なくない。
今どき、期間工でも3年続けた時の満了一時金の方が高い。
さっき自動車メーカの3年勤務時の満了金が184万円だった。10年働いてそれ以下。
安い会社で正社員するより、期間工目指した方が給与が高いかもしれない。学歴も高卒で十分な筈。
必ず正社員が給与面で優遇されているとは言えない。

一応正社員してみて気が付いたのは、最初が安いと最後まで安いこと。
初任給は大卒、大学院卒で19.6万円だった。他の会社では、大学院は2年働いた扱いになるから2年分の昇給込みの基本給になる。大卒と院卒が同じ本給ってことは、昇給が大してないとなる。
一応、正社員なので昇給で30代、40代になれば手取り月給が30万円台、40万円台になると思ってた。
そんなに上がる訳もなく。40歳手前主任でも、定時帰宅だと20万円に届かないかもしれない。ということは、働き続けても給与が上がらない可能性が非常に高い。
課長クラスになったらやっと手取り20万円超える。課長になれるのって、早くても30代になる。
なので、最短で手取り20万円超える頃には30代になっている。もちろん、殆どの人が課長になれるわけが無いので、その人たちは定年まで手取り20万円超えない。
本給が安いと、ボーナスも安い。退職金も安い。年金も安い。
最初が安いとそのまま最後まで安くなる。

最初が安いと将来上がるとか期待しない方が良い。
そのまま安い前提で生活した方が良いと思う。
給与が上がる前提で、男性だと結婚したり、ローンを組んで家を買えば辛くなっていくのは目に見えている。
支出も給与に合わせる。給与が上がらないから、支出も上げないのが安い会社でお金に困らないコツになる。
新人で社長が変わったらとか儲かったら、給与も上がるとか期待しているけど、僕が居た会社では社長は変わっているし、創業以来ずっと黒字でも給与は上がらっていない。
勤続30年の係長でも手取り月給は初任給だから。30年間に2回社長は変わっているでも給与は変わらない。もう全てを物語っている。
儲かっても株主に還元したり、会社を大きくする為に使われる。
ワンマンなので、配当は経営者に入る仕組みになっている。そりゃ、他人の従業員より身内贔屓したいよ。
利益が出ても、社長が変わっても、給与は変わらない。最初安ければ安いまま。
仕事が楽なら続けるのも有りかもしれない。そこそこ大きな会社であれば、そこで働いているだけでもある程度の社会的な信用は得られる。しがみついてれば、無職になることもない。

自分の人生を安売りしたくない人は、その職場に残らず給与が上がりそうな職場を探して転職するしかない。
理想は、自力で稼ぐことなんだけど、雇われしかしてないので、自力で稼ぐなんて検討も付かない。
どーせ、安売する位なら退職して自分で時間を使ってしまうのも有りだと思う。