進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

従業員の価値は全て給与明細に記載されている

30代正社員のサイタマです。一応、大卒で新卒で入社した企業で仕事を続けている。
一般的には昇給が多いとされる経歴だと思っている。
今日は昇給日、気になる昇給額は1,100円で時給換算したら6.5円の昇給になる。下手したらバイトや契約社員の方が昇給が多いのでないだりろうか。
既に高い給与を貰っている訳もない。僕の手取り額は、引っ越しのバイトをしている頃以下になる。安い。

評価の高い上司の昇給は10年以上、0円だと聞いた。上司曰く早い段階で本給の頭打ちしてしまって、昇給が無いとのことだ。
頭打ちしているならさぞかし高い給与を貰っていると思われるが、定時帰宅した場合は、手取りが20万円をべらぼうに切る。下手したら15万円以下になることも有る。家族が居れば大変だ。
これだと立場は上司でも、給与は新人バイトである。
一応、フォローしておくと、手取り額が悲惨なのは、給与が低いだけでなく、去年の残業時間が長いので年収が上がり、今年の引かれる額が増えているから。
経営者は、昇給が悲惨な僕や手取り額が新人バイトの上司でも定年まで仕事を続けて欲しいとのことだ。
上司に至っては「必要とされている」と言われている筈だ。
ここで、必要とされているんだ頑張ろうと思ってはいけない。
必死に働いても長時間労働によって自由時間を失う。本給が安いので残業代を稼いでも大して増えない。報われることは無い。
最終的には激務により精神を病む、体を壊す場合もある。運よく耐え抜いても定年まで酷使される。定年後は、体力的、健康的、精神的な理由から新しいことが始められない。

本当に必要だとされるなら、高い給与を払う。当然、長時間労働なんてさせない。
給与が安ければ、より高い給与を払う会社に転職されてしまう。
長時間労働によって体調を崩されでもしたら、働けなってしまう。
必要な人が会社に来なくなるリスクは可能な限り避ける。そのために、高い給与を払い、長時間労働はやらせない。

給与の安いのは、その従業員は代えの効く部品だとしか思われていない。
部品が無くなったら新しい部品を買うだけ。壊れても同様。
値段が安くて簡単に買い替えが出来ると思っているから酷使出来る。
従業員は安い部品程度にしか思われていない。安い給与で酷使しようとしてくる。

経営者は、そんな代えが効く安い従業員にも「必要だ」や「仕事を続けて欲しい」と言うのは、言葉は無料だから。
無料な上に毎日でなくてたまに言っていればいいので楽だ。
言葉をかけるだけで、長く仕事を続ければその間は、新人の採用コストや研修コストをかけないで済む。更に仕事を自主的に辞めないとなれば、従業員を辞めさせるタイミングは経営者だけが決めれて都合がいい。
必要とされているんだと思い込んで仕事を頑張ってくれたら、利益は全て会社に入る。
声を掛けるだけでコストカットや利益増につながる。
「必要だ」と言うだけで利益が出るなら、誰でもやるだろう。
例えば、家電に「必要だ」と言うだけで壊れないなら、とりあえず「必要だ」と言うだろう。壊れないコストカットが出来る。買い替えのタイミングは自分の気分だけで決めれる。
経営者の「必要だ」もこれと同じ。
それなら、経営者の言う「必要だ」は全て嘘なのかと思われるかもしれないが、そんなことはない。

本当に必要な人には高い給与を払っている。長時間労働をやらせていない。
この2つが記載されているのが給与明細である。
自分がどの程度、必要とされているのかは、手取り額と残業時間を見れば分かる。
手取り20万円以下の給与であれば、しょっちゅう辞めるバイト程度だとしか思われていない。
長時間労働をさせられている場合も、代えの効く部品だから、酷使しようとしている。
給与が安い、長時間労働をしている従業員は必要とされていない。
「必要だ」と言われても嘘だ。無料の言葉をかけて酷使しようとしているだけ。騙されてはいけない。

給与が安いなら、安いなりの働きで報いるべきだ。
「必要だ」とか「仕事を続けて欲しい」と言われても更に酷使したいと思っているのだなと判断して、更にサボり倒すしかない。
給与明細を見てやる気が出るまでは、働く必要が無い。
仕事を辞めてもいいやと思っている人は、解雇さえるまでサボり倒せばいい。
辞めれないなら解雇されない程度にサボればいい。