進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

実質賃金って上がらないんじゃない

実質賃金は物価上昇を加味した賃金になる。賃金据え置きで物価が上がれば実質賃金は下がる。賃金が上がっても物価上昇率未満でも下がる。
アベノミクスの頃から実質賃金が上がらないって言われている。アベノミクスって2014年頃から始まった気がする。
当時は、雇用が増えて、この人たちは新人として入社する。先輩より高い給与で働く訳にはいかないので、全体で見た時に給与の平均は下がるというのは理解できる。
それから、何年も経った2023年の8月頃にも15カ月連続で実質賃金が下がっていると言われている。これは、物価は年中上がるが、賃金は4月の1回しか上がらないから仕方ないとなる。
アベノミクスから8年位経っていると思けど、未だに実質賃金が上がらない。
実質賃金って上がらないんじゃないかと思ってしまう。その都度、何かと理由が付けられて上がらないから仕方ないといった流れになりそう。

それもその筈で、会社も儲ける為に従業員を雇っている。
給与を上げてしまうと儲けが減る。
何かと理由を付けて賃上げはしない。
物価が上がれば、物価高で経営が苦しいから従業員も耐えてくれとか。
円安になれば、輸入している材料が高くなって賃上げどころじゃないとか。
物価高とか円安って儲かる要因になる。物価が高いのだから、会社が生産するサービスやモノの価格も上がる。
円安も安い円で生産しているのだから、海外で売ったら有利になる。
そうした事情は、無いことにして儲からない要因だけ伝えて給与は上げれないと言っているじゃないかと思っている。
本来なら50万円給与を払えるところを40万円にすれば10万円儲かるし、20万円に抑えたら30万円儲かる。
可能な限り給与を抑えた結果が実質賃金が上がらない事態になっているだと思う。
そんなことを言うと、やる気を無くして働かない人が出てくるから、利益が出ているけど儲からないと言いながら給与を抑えているのが実態だと思う。

実質賃金が上がらない前提で働いた方が良いんじゃない。
給与で買えるモノが減っていくのだから、働く量を減らして楽するとか。
楽に働けば、生産性が落ちるから残業で取り戻す。例えば2時間残業して定時までの仕事をするとかじゃないと割に合わない。
会社を儲けさせても、実質賃金が上がらないだから儲けさせる働きをする必要が無い。気楽に働けばいいと思う。
実質賃金が上がり出してから頑張ればいい。