経営者に洗脳されて社畜にされてしまった人が「俺は、120時間残業した」「徹夜で仕事した」「30連勤で仕事をした」と自慢していることを聞いたことがある。30連勤なんてゲームの裏技みたない感じになっている。
これらのことが、あたかも武勇伝とか過去の勲章かの様に言っていたのを見て、ダサいと思った。
残業自慢した後に決まって、俺が残業して頑張っているんだから、お前もしろという流れになるから迷惑でもある。
100時間を超える残業は、そもそも違法行為であるにに異常な行為であるという認識もない。100時間残業をさせるのは、違法行為をさせようとしているのと同じだ。
また、残業を苦しいと感じる人もいればそうでない人もいる。人はそれぞれ違う。100時間残業してもなんとも思わない人もいるだろうし。毎日定時で帰っても仕事が長いと感じる人もいるだろう。
自分が長時間残業時間できたから、他人にもできだろうと考えるのは間違えている。自分が耐えれることが他人も同じように耐えれるとは限らない、これは精神論で乗り切れるものではない。
残業しないことを、甘えてるとかやる気がないという人を見て、考えが浅はかだなと思う。
定時で帰れたとしても、拘束時間は10時間位になり、十分に長い。さらに残業まですることが当たり前かのように言う人は、経営者の都合のいいように使われているだけなので、ダサいと思う。
100時間残業は違法なのに、これを武勇伝のように語り他人にもやらせようとすることは、やっぱりダサい。
例えば、以前に中学生くらいの子が道路の真ん中を自転車で走って、自動車の交通の妨げている様子の動画をネット上にアップして問題になっていた。
この違法行為を、自慢したり武勇伝のように語り、自分がやっても無事だったので、他人にやらせようとするのと同じくらいダサい。
本当なら、悪いことをしている自覚を持つべきだと思うし。他人には、たまたま事故せずに済んでよかった。他人にはそんなことをするなと言うべきだと思う。
残業に関しても、80時間残業で過労死する可能性がでる。本来なら「100時間残業をしたけど自分は何もなかったけど、他人も何ともないとは限らないから、そんなことはするな」と言うべきだと思う。
そもそも、残業自慢や、連勤自慢をしている自分が過酷な環境でも頑張ってかっこいいと感じて自慢することは、マネージメント能力の低さと仕事の遂行能力の低さを自慢しているようなものだ。
これらの自慢をしている人を見ると、経営者にいいように洗脳されているんだなと思う。
残業自慢や連勤自慢はしたい人同士でやって褒め称えあうのはいいけど、他人を巻き込むのは迷惑なので辞めてほしい。
