進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

職場のチームワークは同調の圧力

チームワークを強調する企業が有る。確かに、イメージ通りのチームワークが有る職場だったら、素晴らしい。
忙しい仕事でもみんなで協力して終わらせて、困っている人が居れば助けてと言ったイメージが有る。実際のところ、チームワークが強い職場は、良いものではない。
むしろ、就職する際は避ける職場である。チームワークは働く上で障害になることも有る。
職場で言うチームワークは、同調の圧力に近い。労働者にとって都合がいい方向にかかる圧力ならいいが、経営者にとって都合がいい価値観を押し付けられる。

同調の圧力で、理不尽な要求をしてくる。断ろうとすると「他の人はやっているのだから、お前もやって当然だ」と言われる。
人格否定してでもやらせようとしてくる。強要される側も、従った方が楽なで、渋々要求を飲む羽目になる。
例えば、サービス残業をする人が多い職場で、一人だけ残業をせずに、帰ろうとすると「みんなしているのだから、残業して当然だ」と言われる。
労働者としてサービス残業をしても、損失しか出ないので断れば「みんなに協力出来ないお前はおかしい」と人格を否定をするかの様なことを言われる。チームワークを理由に違法な働き方を要求される。サービス残業をさせたいなら先に管理職にするべきだ。手順が間違っている。
サービス残業を断るより、周りに合わせて残業する方が楽なので、サービス残業をしてしまう。
本来なら、労働者同士で働き易い職場を作るべきだ。お互いに苦労しても、給与が上がらないし、ストレスが溜まるだけだ。
労働者同士で協力して仕事を早く終わらせて、帰宅時間を早くするのが本当のチームワークだが、実際には足の引っ張り合いをして、お互いが帰宅出来ない環境を作っている。

チームワークを利用して人をコントロールしている。
普通は、チームから外されることは怖い。理不尽な扱いを受けたり、困ったときに、協力して貰えないかもしれない。
人間関係も劣悪になる要因にもなる。チームから外れたくないと考える様になる。あいつは、チームに居たいと思われると、脅しとしてチームから外すことを利用してくる。
やっていることは、脅して言うことをきかせる。本質は恐怖政治と変わらない。
恐怖政治をされても、やる気は減る一方だ。仕事をしても、サボっていても労働時間と給与が変わらないなら、仕事をしない方が得だ。
労働条件が悪いから、恐怖政治をせざるを、得ない状況になっている。給与も労働時間も魅力が無い職場である。魅力が有れば、わざわざ、恐怖政治で人を動かす必要が無い。
同調の圧力に従うふりをして仕事をサボる人が沢山でるようになる。頑張れる人は、他の職場に転職してしまう。


周りに合わせて残業する職場は生産性が低い。
チームワークで仕事をすると言えば、早く仕事を終えた人が遅れている人を手伝うイメージが有る。
恐怖政治が有る職場では、仕事を手伝っても残業は減らない。
早く終わる仕事であっても、意図的に遅くして、帰宅前まで終わらせようとしない。
頃合いを見計らって仕事を終えて帰宅することになる。労働時間ばかり長くなり、成果の量は変わらない。どんどん、生産性が低下する。


チームワークは、働く上で障害になる。自由にやれる職場の方が良い。
自由にやれるなら、定時で帰りたいと思うなら、効率良く仕事をして帰宅出来る様に予定を立てて仕事をする。
逆に、チームワークを強調して、残業を強調する職場は、効率良く仕事をしても帰れない。帰れる時間になるまでダラダラ仕事をする。生産性が下がる。
経営者にとっても悪い影響が出る。
働くなら、チームワークを強調する職場より、自由度の高い職場の方が良い。