進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

石破茂さんの経済政策が終わってる

石破茂さんのとんでも経済論では、「政府の借金が多いので消費税などの増税して、返済して子供に着けを回さない」「地方を豊かにしないといけない」「円の価値を上げないといけない、円の価値を上げると円高になり輸入品が安く買える」といったものだ。
地方を豊かにしたいのに、消費税の増税をしようとしている。消費税の増税を行った際に、消費が落ち込むのは、石破さんが豊かにしたい地方だ。


政府の借金は、国民の借金で子供に残したくない。借金を残さないためには、増税して返済しないといけないといっている。
そもそも、政府の借金は国民の借金ではない。
政府は、銀行からお金を借りている。その銀行は、国民から預かったお金を運用している。
国民が預けたお金は、銀行からしたら国民から借りた借金になる。そのお金を誰かに貸さないと銀行は潰れてしまう。
貯金はするけど借金はしない人ばかりがいると、銀行はお金を貸すことが出来ないので潰れる。そこで政府が銀行からお金を借りることで、銀行が潰れないようにしていると考えられる。
石破さんは「政府の借金は、国民の借金」と言うけど、本当は「政府が国民に借金をしている」が正しい。
例えば、家を買うときに銀行でローンを組んだとする。消費者が銀行に対してお金を貸しているから返せと言うようなものだ。
子供に豊かな社会で生活ができるようにしたいなら、増税をして景気を悪くしてはいけないし、政府の借金を返済して銀行をつぶさない方がいいのではないだろうか。


石破さんが「アベノミクスで、一般の人は景気が良くなった実感が無い。それは、みんなが持っているお金の価値が上がらないからで、例えば、円安によって輸入品を購入するときに高くなる。だから、お金の価値を高くしないといけない」
ともっともらしいことを言っているけど、これはお金の価値を上げて、ものの価格を下げろと言っているのでデフレにしろと言っているのと同じだ。最近では、民主党が政権取った時と同じ様な経済政を取ろうとしている。
デフレは、お金の価値が上がることで物の値段が下がる。
インフレやデフレは、市場にあるお金と物の供給量によって起こる貨幣現象である。
政治家がものの供給量を急にあげることが出来ないので、物価を変動させる場合は、市場にあるお金の量を変えるしかできない。
お金の価値を上げて、円高にして輸入品を安く買うためのどうすればいいのかと言うと、市場にあるお金を減らすか、供給しなければいい。
そうすると、ドルの量に対して円の量が減るので円高になる。また、ものの量に対してお金の量が減るので物価が下がる。
一見いいように思えるが、デフレになると物が売れなくなる。
なぜ、売れないのかと言うと。物価が下がると、同じ商品なら今年より来年のほうが安く買えることになる。ものを買うことを先延ばしにすればする程、安く買える社会になる。
そうすると、ものが売れなくなる。ものを作っている人も、生産量が減るので給与が下がることになる。資金力が無い会社は、潰れることもある。
また、物価が下がるということは、自分が作るものやサービスの価格が下がるので、給与も下がることになる。
生産量が減り、潰れる企業が出ると就職先が減るので、仕事を得ることが難しくなる。もしくは、条件が悪い会社にしか就職できない人も出てくる。
デフレでは、給与が下がったり失業する人が増える。
物価が下がると資産価値も下がる。株や土地の値段も平均すると下がることになる。
なぜかと言うと、株などの資産の量に対して、お金の量が少なくなる。お金の価値が上がることになるので、相対的に株などの資産の価値も下がるので、投資で儲けることも難しくなると思う。
デフレの欠点ばかりを書いたが、悪いことばかりでもない。一部の人にとってはデフレの方が都合がいい。


銀行などの口座残高が多い人や、現金をいっぱい持っていて今後働かなくても生活に困らない人にとっては、デフレの方が都合がいい。
デフレで給与が下がっても、働かない人にとっては、関係の無いことになる。
物価が下がると、生活費が下がるので、都合がいい。
例えば、口座残高が2億円の人がいるとして、働かずに毎年貯蓄を切り崩す生活をした。デフレで物価が下がり続けると、貯蓄を切り崩す生活をし続けた結果、口座残高が半分の1億円まで減った時に物価も半分になっていて、平均年収も半分になることがある。
口座残高がの金額が減っていても、実質的には減っていないことになる。
インフレだと、逆にお金の価値が下がるので、口座に入れているお金の価値も下がるので、口座残高が多くて、現金をいっぱい持ていて収入を得ていない人にとっては都合が悪い。


殆どの人は、多くの資産は持っていないので収入を得ないと生活ができない。だから、仕事が得やすくて給与が上がりやすいインフレの方がいいはずだ。
インフレは、お金を供給すれば起こるはずなのに、そうしないのは、政治家やお金を供給する権限を持っている人がお金持ちが多いからではないだろうか。
仮に石破さんが言うような経済政策したら、デフレは起こって給与下がり失業者が増える。消費税の増税で生活費が上がるとさらに生活が苦しくなる。このような経済状態で、失業せずに豊かに暮らしていけるのは、政治家としての地位を築いて資産があるいる石破さんくらいではないだろうか。