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石破氏が首相になったら不景気になる

石破茂氏 総裁選出馬表明 会見(1)「日本の設計図を書き換える」

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首相就任なら毎日取材対応=軽減税率「自公合意の重さ承知」-自民・石破氏 

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この記事では、「日本の設計図」を書き換えるとあるが、全ての設計がミスにならないことを祈っている。
「未来は過去の延長線上にはありません。過去の遺産にすがり、そして次の時代に負担を先送りするような、そのような政治であってはなりません。」と言っているけどこれは、政府の借金を返すということだろうか。
今は貯金をする人が多いけど、銀行からお金を借りる人は少ない。銀行からしたら、お金を貸して利息を得ることで設けているので、誰かにお金を貸さないと潰れてしまう。借りてくれる人がいないので政府が借りているに過ぎない。
もし、政府が借金を返えしたら、潰れる銀行が出てくる。銀行が潰れるとその銀行の口座残高が1000万円以上してる人が損する。個人預金を多くしている人は、石破氏が守ろうとしている社会保障に頼っている高齢者ではないだろうか。
政府が借金を返えしたら、潰れる銀行が潰れる以外にも欠点がある。
政府の借金を返すことは、景気を悪くすることになる。借金をすることで市場にあるお金の量が減って景気が悪くなる。
例えば、Aさんが銀行に100万円を預けて、Bさんが銀行から100万円を借りたとする。このときは、Aさんの口座には100万円の残っていて、Bさんの口座には100万円振り込まれることになる。借金をすることで使えるお金が100万円増えたことになる。
Bさんが金利を支払うことになるので金利分のお金も増える。
政府が借金をしてお金を使うことで、市場にあるお金が増えるので景気が良くなることになる。
「借金を次の世代に先送りする」と言っているけど、具体的にいつなのかわからない。
個人の家庭だと借金があり次の世代に送るタイミングは、父が65歳になってお金を稼げなくなるときか寿命で亡くなったときだと思う。
政府の場合は、いつ寿命がくるのか分からない、今の政府が1000年続くなら、借金は1000年以内に返せたら、次の世代に先送りすることがない。


「2100年に5000万人近くに急減をします。高齢化比率は倍に上がってまいります。長生きできるのは素晴らしいことです。それを支える世代が減っていくことこそが問題であります。財政、社会保障、このままでは持続することができない。」とあるがそんなに先のことは分からない。
2100年には、物は自動的に生産できるようになってるし、物を売ったり運んだりするのも自動化が進めば、人が働かなくても仕事は回る。
無人で仕事をすることができるようになると利益も自動的に生み出される。その利益を再分配すれば、財政、社会保障を持続すこともできるのではないだろうか。
その様な世の中にするには、余計な増税をして企業の設備投資の負担を増やさないことだ。
僕の職場でも、工作機械を使っているが、新しい機械のほうが人がすることが少ない。機会が新しくなるにつれ人がすることが少なくなるので少ない人で多くの機会を動かせるようになっている。
他の職場でも、設備投資をして、どんどん人がやる仕事を減らしていると思う。増税すると設備投資するための資金が減るので、自動化が進まない。仕事を回すのに人がいるようになり、人口が減ることで人手不足がさらに進むことになる。
そうすると財政や社会保障が維持できなくなるので、石破氏が望まないことが起きる。


「日本の設計図を書き換える」、「政治と行政の信頼回復の100日プラン」といった聞こえがいいことを言っているが具体的に何をするのか見えてこない。
具体的に言っているのは、消費税を10%にするとしか言っていない。
石破氏は税収を増やして、社会保障や財源の再建をしたいと思っているかもしれないが、税率を上げることと税収を上げることは同じことではない。
店が利益を出すために商品を値上げしたら、店の利益が増えると考えるのと同じだ。商品の価格だけ上げたら、買い控えされて、収入が上がらない。

税率を上げても税収が上がるとは限らないといった間違った認識をしたまま政治をしてたら、石破氏が望まないことが起こるはずだ。
消費税の増税で一番景気が悪くなるのは、石破氏が守りたい地方だ。
税金を上げたいなら、経済成長しかない。今年の税収は58兆円で、1991年以降最高額になっている。安定的に税収を上げるためにも経済成長しかない。
税収を上げるため経済成長をさせる前に、まず税率を上げようとする政治家は、非常に危険だと思う。


石破氏が総理大臣になってしまったら、市場のお金が減るし、増税により出費が増えるので不景気になる。