進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

仕事をさぼるのは仕方が無い

仕事をさぼっている人を見ると、大体はいい印象を持たれないだろうし。
さぼっている人を見ると、誰かに「あいつはさぼっているから気に入らない」と陰でいわれる。また、直属の上司や管理職には直接注意されたりすることもあるだろう。
このような人たちの本音は、なんで自分は仕事を頑張って大変な思いをしているのに、他の人がさぼっているのが気に入らないのだろう。

さぼっている人が気になる理由は、サラリーマンをしていると頑張っても、さぼっても、給与があんまり変わらないし休日の日数が変わらない。
さぼっている方が、得をすることも有る。
休日に関しては、頑張っている人の方が少ないこともある。仕事を頑張っている人のほうが、難しくて責任が重たい仕事をしていることが多い。
サラリーマンをしている頑張っても仕事が大変になるだけで、給与や休日が増えるわけでないので、割に合わない。だから、さぼっている人が気にいらないのだと思う。
会社で仕事をさぼるのも当然だと思う。仕事を頑張って早く終わらせても次の仕事が振られるだけだで、早く帰ることが出来ない。
ゆっくり仕事をしたとしても仕事量が少なくなるだけで、給与が下がることもない。少ない仕事量に対して同じ給与が貰えるとなると、仕事の単価が高くなるので、従業員としては得をする。
こういうことが起きているのは、会社での給与体系がおかしなことになってるからだと思う。会社では仕事で頑張って結果を出したとして利益を上げたとしても、成果を出した従業員に給与を上げることがない。
仮に100億円の利益を出したとしても1億円すら受け取れないだろう。
じゃ、何で報酬を払うかと言うと何の実利も無いものである「やりがい」で払うことになる。さぼったところで、やりがいが無くなるだけで、実質的に何の損失も出ない。


仕事でさぼっている人が気に入らないなら、さぼっている人を注意することに力を入れるのでなく、この間違った給与の払い方の改善をする方を改善する努力するほうが意味がある。
さぼっている人を注意して、さぼらない様にさせたとしても人が入れ替わったときにまた、さぼる人が入ってきたらまた注意することになり根本的に何の解決にもならない。
さぼっていると本人が損をする仕組みにすれば、さぼっている人に対して不満が出ない。実際に就職するまでは、さぼっている人を見ても何とも思わなかったはずだ。
学校では、さぼっている人が気に入らないことは無かったと思う。なぜなら、さぼると学校での成績が下がるだけだし、部活でもレギュラーに選ばれなくなるので、損をするのは本人だからだ。


仕事の量に応じて手当を付ける様な制度を取り入れたらいいと思う。例えば、給与を最低保証額を30万円に設定しておいて、仕事を効率良くしたら、手当を付ける。
仕事を多くこなすと手当がついて給与が最低保証額を30万円に手当が30万円付いて、総支給額が60万円になるようにするとか。
さぼったら、30万円を捨てることになるので、さぼった本人が損する仕組みができる。
そうすと、さぼっている人も頑張るかもしれないし、さぼっている人を見かけても不満に思う人が少なくなる。


上司で何か不満があれば、部下には注意するけど、上の立場の人には注意しない人が多いと思う。何か不満があれば、上の立場の人に言わないと問題の本質の改善はできない。
部下には言いやすいと思うけど、問題は何も解決しない。
今回の様にさぼる人がいて不満に思うようなことでも、根本的に解決しようとしたら立場の上に人に給与体系の改善をするようにしないと解決しない。