意識が高い系の人は、どこに行ってもいる。もちろん、結果を出しているなら何もいえないが。
意識が高くても頑張る方向性が間違っていて結果が出せていない人が多くいると思う。意識が高い系も人がいると迷惑なことが多いし馬鹿にされていることも多いのではないだろうか。
僕は、入社前に受けた社蓄精神を学び一時期は、社畜として会社に尽くそうという意識が高かった時期もあったが、配属後に煮え湯を浴びせられて、すぐに意識が低い系になった。
今となっては、たまに仕事中に意識が飛んでいることも有るので、意識が低い系を飛び越して意識が無い系にまで昇格した。
僕としては、意識の高い系の人に関わりたくない。関わってもいいことが無いと考えている。
もちろん、最初から結果を出せる人ばかりでは無いから、最初のうちは「意識が高いだけの人」になってしまう。だから、馬鹿にするべきでも無いことはわかっている。
この意識が高いことも個人の価値観であるから、否定してはいけないこともわかっている。だから、他の人に干渉しければそれでいいし。
意識が高い人だけ集まって、お互いの意識を高めあう分にも問題は無い。
意識が高い人の中には、周囲も自分と同じ様に高い意識をもつべきだと考える人もいる。もちろん考えるだけならいいが、意識が低い人がかわいそうで、意識を高めさせようとする人がいる。
これは、迷惑なことでしかない。意識が高い人が、仕事でサービス残業をしようが、自己啓発本を読もうと、勉強会に参加するのも個人の勝手だから好きにしたらいい。
無駄な仕事を持ち込んで業務量を増やしたり、周りを巻き込んで無理な納期で仕事をしようとする。それで納期が厳しくなるとサービス残業をやりがいだ何だといって強要したり、休みの暇で仕事を満ちこもうとする。
どんな価値観をもって仕事をするのは自由だ。やりがいのために仕事をしても良い様に、やりがいを求めない仕事の仕方が有ってもいい。
個人の価値観を超えたルールとして、法律がある。どんな価値観をもって働いたとしても守らないといけないルールで、意識が高くても関係ない。
そういう、当たり前のルールを守った上で仕事をしないといけないし、サービス残業は法律を守らない行為なので他人に強制しないのは当然のことだ。
この手の人は、自己啓発本を読んで自分が出来るやつだと勘違いしている人も多い。僕も自己啓発本を読んでいた時期があった。この本を読んでいると行動を起こさなくても、なぜか自分が出来るやつになった気分になれた。
今となっては、無駄なことをしていたと思う。
意識が高い人も同じような感覚になって、自分に酔っているのではないかと思う。酒によって他人に絡むと迷惑がられるのと同じで、自己啓発本によって絡むことも迷惑になる。
意識が高いことは、別にいいことだと思う。それを他人に押し付けなければ。
