進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

新入社員に敬意を持って接する

会社には、新入社員が入ってくることがあると思う。遅かれ速かれ彼らと接触の機会を持つという人もいるだろう。もしかしたら、新人の指導係を任されることになるかもしれない。
先輩として新入社員に接するときには、相手が新入社員であったとしても、彼らに「敬意」をもって接するということを忘れないで欲しいと考えている。


何故か会社では、「新入社員に接するときはには偉そうにしてもいい」と間違えた価値観を持っている人が多いように感じる。
会社という文脈で先輩・後輩の関係であったとしても、根底にあるのはあくまで一人の人と人の関係である。会社では立場が上かもしれないが、会社を出てしまえばタダの他人でしかない。
他人に対して偉そうにする人が、いい人であるわけがない。
基本的には、人で誰かが誰かに対して、偉そうに振舞ってよいという理由は存在しない。
先輩に対して意見が言えない後輩に対して、先輩の立場を利用して辛くあたるのは、パワハラしかない。

 

確かに新入社員は仕事のやり方を知らないから、先輩がイラ立つことも有るだろう。それゆえ、「教育」や「指導」が必要な場合はある。
それらは、業務に必要なことを教えるためにするものでないといけないと思う。「教育」や「指導」をする際に人格否定や罵倒などは絶対に認めてはいけない。
人格否定や罵倒などは「教育」や「指導」でなくてただのパワハラである。
新入社員であっても一人の人間で、会社を出ればただの他人である。初めて会う他人に接する時には、それ相応の敬意の払い方がある。
それと同じように新入社員に「敬意」をもって接するということを心がけるべきだと考えている。「敬意」をもっていれば人格否定や罵倒などは起こらない。
新入社員にたいして、無条件に偉そうに接しようとする人は信用してはいけないし。そのような先輩は、会社員として失格だとも思う。


先輩が「俺が若い時は、理不尽な扱いを受けたから、新入社員も同じように扱う」といっていることを聞いたことが有る。
自分たちがされた理不尽なことをされたから新入社員にもしてもいい理由にはならない。先輩が理不尽な扱いを受けて嫌な思いをしたなら、新入社員に同じ思いをさせない様にさせるのが、先輩が取るべき行動でないだろうか。
この負の連鎖は、どこかで断ち切らなければずっと続く。
理不尽なことを先輩と同じように強要されると新入社員に悪い影響を与えるだけだし、理不尽がずっと続いていくと組織の為にはならない。
会社でいい人間関係を築いたり、労働環境を良くしたいなら、新入社員であったとしても、「敬意」をもって接するということは有効なことだと考えている。


新入社員に対しては横暴な態度をとるのに上司に対しては下手に出るような人は信用できない。
基本的には、誰かに合うときは「敬意」をもって接するということを忘れてはいけないと思う。


新入社員に対しては横暴な態度とる人は、自分も損をする。
会社で仕事をしていると新入社員の方が仕事が出来るようになることも有るだろう。また、新人のほうが先に役が付くことや、先輩より先に出世していくことも有る。
そうなったときも、横暴な態度を取れるのだろうか。