お正月と言えばイベントのうちの一つにお年玉が有ると思う。子供にとっては楽しみなイベントだけど大人にとっては、苦痛なイベントだと感じることも有るはずだ。
親戚の多い人にとっては出費がかさむ頭の痛い時期であるかもしれない。子供のお年玉の使い方について親が口出しすることも有る。
親の経験からすると、子供の頃は無駄使いばかりしていたので貯めておけばよかったと思うかもしれない。子供と親は生きる時代が違うから、親の経験が必ず子供に当てはまるとは限らない。
そこで、子どものお年玉の使い道について、ひとつの提案したい。
それは、子供が好きな様に使わせてあげる。何に使うかは子供の判断に任せ、より満足度の高いお金の使い方をさせる。子供は、全部使ってしまうと思う。
この判断は正しいと思う。
もちろん、欲しいものが無いなら、貯蓄して買うのも有りだ。子どもが自発的に貯金する分にはいいと思う。それは子供ながら目的が、今は何を優先させるか考えた結果だからいい。
中には、「お年玉はとりあえず貯金しなさい」と使わせなかったり、親がいったん預かって管理するという家庭もあるようだ。それは悪い判断だと思う。
親からすると、後から考えて子供が無駄使いだと判断すると分かっていてそれを止めようとしていることはわかる。
もし、子供が後に無駄だったと判断したとしてもいい経験になる。子供が無駄使いしたとしても金額は少ない。お金を使って後悔したとしても少ない金額でこうした経験できたと考えると得をしている。
大人になってからだと、もっと高額のお金を使ってから後悔することになる。
子供の頃だと欲しいものが安い金額で買える。大人になってからだと欲しいもの金額が高くなって、自分の給与では買えなくなってしまうことも有る。
僕は子供頃だと5000円位で本当に欲しいものを買って、嬉しい思いをすることが出来た。大人になると、5000円で欲しいものは買えない。欲しいのもを買う為の誤差くらいにしかならない。
大人になると、収入も増える。子供の頃のお金は価値が高いと言える。子供の頃だと1万円得るには1年位かかるけど、大人になると1日から2日で得ることが出来る。
こう考えるとお金の価値が子供の頃から大人になるにつれ価値が下がっていく。価値が高いうちに使った方が満足度が高い、だから子供はお年玉を使った方が得をする。
親もお金の価値は変わっていくことを理解しておいた方がいい。親がお年玉を貯めて使わせないことは、将来自分の子供が稼げないようになると考えている。
自分の子供が稼げるようになると思うのであれば、お年玉は好きな様に使わすべきだ。お年玉を使ってしまう子供は、将来、自分は稼ぐようになれると考えているはずだ。
ちなみに僕は、お年玉は使いつつ、貯金もしていた。将来稼げなくなると思っていたのかもしれない。実際に低所得な社畜になっているので当たっているかもしれない。
全部使ってしまう子供の将来は有望だと思う。
貯金も大事だけど、子供の頃から貯金ばかりさせていると、将来働かない大人になる可能性もある。
労働はお金を稼ぐ為にするので、貯金がたまって生活が出来ると判断したときに、無職になる可能性がある。
もしくは、1年間に数カ月働けば、生活が出来ると判断しても、正社員からフリーターに転職することも有るだろう。
どっちにしろ、子供にお年玉を貯蓄させようとする親は、将来自分の子供が稼げないもしくは、働かないようになる。
親としては望まないことが起こるかもしれないよ。
