進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

「食べる為に仕事する」でなく「見栄を張る為に仕事する」と考えると楽になる

正社員に仕事をする目的を聞くと色んな目的があるとと思うが、その中でも「食べる為に仕事している」と答える人は多いと思う。
仕事は、社会貢献とか自己成長とかきれいごとを言う人もいるけど本音は、給与を貰う為で、給与は生活する為に必要だからしていると言うのが本音だろう。
この考え方を否定するなら、給与を全額会社に返済するか、寄付してから反論して欲しい。繰り返すが仕事をする目的は「食べる為に仕事している」だと考えている人は多い。


「仕事をする=食べる」と考えると仕事がつらくならないだろうか。人にとって食べることは、生きる為に欠かせないことになるので「食べる=生きる」となる。
食べる為に仕事をすると考えると、「仕事をする=生きる」といった価値観に行きつく。仕事を辞めることは、生きていけないと考えてしまう。
「仕事をする=生きる」と考えると、仕事を辞めるといった選択肢が選べない。辞めるにしても、次の仕事が決まっていないといけないし。次の職場での仕事が続く自信が無いと転職に踏み切ることもできない。
転職すらリスクに感じると、今の職場にしがみ付くことしかできなくなる。
仕事が辞めれないと考えるとそこに着け込まれて、無茶な仕事をすることを要求される。長時間残業や安月給で仕事をさせれれても不満を言えなくなる、ただ従うしか出来なくなってしまう。
「仕事をする=食べる」といた価値観が有ると社畜化しやすい。
仕事を辞めても、食べていけると思える程の金額を溜めるには、長い時間がかかる。その間は仕事が辞められないと考えると辛い。

今の時代は、仕事をしなくても生活が出来ているので、「仕事をする=食べる」といった価値観は古いと言われるかもしれないが、人の考え方はすぐには変わらない。
脳科学者が言っていたことだけど。人の脳は、生命を維持することを第一に考えている。脳の発達は遅いので、時代の変化についていけないものらしい。
過去に食べる為に働いていた時代があれば、まだその価値観のままであることも有る。

何十年か前までは、人にとって餓死は最大のリスクだった。
農業をして生活をしていた頃は、気候が温かい間に農作物を育てて回収しないと、飢え死にしていた。飢え死にをしないようにする為に、みんなが一丸となって効率良く農作物を育てて回収していた。
この頃のだと「食べる為に仕事している」と言えただろう。今は、農業をしている人は殆どいない。もし日本国内での農作物が取れないとしても海外から輸入すればいいから、飢え死にする人も出ないはずだ。
自動的に食べ物が作られるので、食べるものを作る為に働いている人も少なくなりつつある。今の時代は「食べる為に仕事している」と言えない。

最低限の食料を買って、生活するだけだとそんなにお金は必要ない。「食べる為に仕事している」だけなら、正社員で仕事をする必要もない。
派遣社員でも、アルバイトでも生活はできるし、時給が高い仕事をすれば、フルタイムで働かなくても生活費を稼ぐことが出来る。半年働いて、半年休むこともできる。時給に応じて働く期間を変動させてもいい。
週休4日で働くことも出来てしまう。
今の生活費を稼ぐだけでは、老後の不安が有ると言う人がいるが、お金の心配はないと思う。非正規の仕事をしていて、次の仕事に就けなくなり、資金も無くなれば、社会保障を頼ればいいと思う。
生活保護も有るし、お金が足りないなら税金の免除を受けることが出来るし、無利子でお金を借りることもできる。
自己資金で老後の蓄えをしようとすると正社員でも出来ない人が居るだろう。
正社員だからと言って、新築でマイホームを建ててローンの支払いをして、高級車を乗り継いで家族を持ち子供を大学まで行かせると言った生活をしていては、老後に安心して生活出来る程の蓄えを持てない人は多いと思う。


何の為に正社員をしているのだろうか。僕は、見栄を張るためだと思う。
正社員をしているといくつかの見栄は張れる。正社員としてのステータス、マイホーム、いい車、身に着けるものにお金をかける。
見栄は張りだすとキリがない。家はローンで買うと元本に金利が乗り、買った家に税金や割高の保険、維持費も乗ってくる。高い家を買うほどこれらの金額は上がる。
車も高いものを買うほど維持費も高くなる。
サラリーマンの労働から経営者の利益を引いかれる。総支給から税金を引いてやっと手取り額になるのでサラリーマンの給与は安い。仮にサラリーマンが会社に莫大な利益を上げても給与が5千万円や1億円貰えることは無い。
5千万円や1億円払うと辞められてしまうかもしれないので、辞めれれない程度の金額を払うのでサラリーマンの給与は高くなることは無い。
安い給与で見栄を張りだすとすぐに足りなくなる。
給与が足りなとなると残業をする。技術が発展して仕事が効率良く出来るようになっても、残業が減らないのは、見栄によって使うお金が増えているからでないだろうか。

働いているけど、お金が足りないとか、貯金が出来ないとか、いった声は聞く。
「仕事をする=見栄を張る」と考えると働いても貯蓄が無い人が多くいることは当然のことだ。むしろ働くからお金が無い。
現代だと、最低限の生活は出来る社会なので働いて稼いだお金は使った方がいいのだろう。見栄を張たずっと生活出来る可能性もあるだろうから、見栄を張りたいなら、張れるうちに張っ方がいい。
実際に生活に困ることがあれば、最低限の生活は出来るが、見栄を張ることはできない。

「仕事をする=見栄を張る」と考えると、見栄を張る必要が無いなら正社員で働く必要が無い。
また、仕事をすることでお金を使うと考えることもできる。仕事を辞めた後は見栄を張る必要が無いから支出も減るはずだ。
僕自身もお金を使うときに、サラリーマンをしていなかったら使わなかったなと思うときも有る。
見栄に為に仕事をするなら、正社員を簡単にやめることが出来てしまう。

最後に「仕事をする=食べる」と考えると仕事を辞めることが怖くなる。そこに付け込まれて無茶振りされると辛くなる。
今は最低限の生活をする為にはそんなにお金がかからないので仕事は生活する以外の目的でしている。
そこで「仕事をする=見栄を張る」と考えると、見栄を張る必要が無いやと思えるといつでも正社員を辞めることが出来る。
仕事に対する価値観を「仕事をする=食べる」から「仕事をする=見栄を張る」に変えるとだいぶん楽になる。