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期間限定商品の廃棄を無くす方法

期間限定商品といえば、クリスマスケーキ、おせち、バレンタインチョコ、土用の丑など、今の時期であれば恵方巻が有る。
毎年こうした期間限定商品の売り出しが、スーパーやコンビニ、デパートなどで行われている。イベントが終わると売れ残った商品が廃棄される。
大量の売れ残りが問題となっている。いつまでこんな無駄なことをしているのだろうか。
無駄だけど続ける目的は有るのだろう。日本の消費市場は成熟しているので、きっかけが無いと商品が売れない時代になっている。
イベントをでっちあげて、今日しか食べられないと思い込ませて、盛り上げないと買ってもらえない。

イベントが有るから期間限定商品を作ったり、販売したりする人が居る。売れ残れば廃棄する仕事も出来る。イベントをでっちあげることで仕事を無駄に増やしているようにも思える。今回はここに振れないようにしよう。
限定商品に関わる人たちは、必死に働いて生産したり販売して、余れば破棄している。販売する人に至っては、売れ残れば買い取らされることもあると言った話を聞いたことが有る。
働いて、お金を払うなんて理解できない。法律的には、販売員が買い取る必要は無い。もし、店の経営者が買い取れというなら、期間限定商品の販売益を従業員に配ったり、商品の仕入れまでやらせてからにしろ。
期間限定商品は、売れ残り前提の価格設定になっているので、売れ残り商品を販売員に買い取らせてら利益の2重取りになって儲かる。売れ残りを買い取れと言ってくる奴はクズだ。
それにしても大量に廃棄される期間限定商品に関わる仕事をする人は報われないと思う。最近では売れ残りに対して問題意識が出てきて、減らす対策がされているようだ。

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予約のみで購入できるようにする。予約しないと買えないようにしておけば売れ残りはなくなる。
料金の先払いをして貰うことで、商品を取りに来ない客がいても、損失が出ない。
期間限定商品は売れ残る前提の価格設定になっているので、売れ残らなければ、安い値段での購入が可能になる。
そうなると、仕事は楽になるし、客も安い価格で商品を買うことが出来て、みんな得をする。


売れ残る前に安売りすることで破棄される商品を減らす。
バレンタインチョコで有れば、期間が過ぎても安売り出来る。
消費期限が短い商品であれば、当日の晩から安売りしてもいい。実際にクリスマスケーキは当日から安売りしていることも有る。
ただ、安くなることが分かっていると、それを待ってから買う人が出てくるから広がらない。
その日のうちに安くなることが分かれば、商品を昼間に買う人が減ってしまうことが予測できるので、安売りは出来ない店が増える。
おせちやクリスマスケーキの様に家族がいる人は、売り切れると困るので、値引きを待たずに買う人はたくさんいる。
恵方巻きに関しては、無くても困らないから、値引きまで待って、売り切れたら買わなくても困らないので、定価で売れなくなりそうだ。


冷凍や包装方法を変えて商品の賞味期限を延ばす。
土用の丑のウナギは、真空パックに入れて売れば賞味期限を延ばすことが出来る。ウナギならイベントが終わっても売れるから賞味期限を延ばすことで廃棄を減らせる。
恵方巻きは冷凍で売れば賞味期限を延ばせる。イベントが終わっても冷凍した状態であれば売ることが出来る。
もしくは分解して、材料の使いまわしして惣菜の材料に回せば、廃棄が減る。
問題点として、恵方巻きをばらして、惣菜を作ると人手がいる。結果的にコストがかかりそうだし仕事が増える。廃棄処分した方が安いなら、処分しよう。


廃棄処分をするのは店側だけでなく客にも有る。
顧客第一と言った害悪な言葉が有るくらいで、客の立場が高すぎる。期間限定商品が売り切れていることに対して客がクレームを入れたら、店としては対応しないといけない。
売り切れが起こらない様に商品を仕入れることになる。結果的に商品が売れ残り廃棄処分される。
客として、期間限定商品が売り切れていることに対してクレームを入れるのをやめよう。そうすれば、店は廃棄が出ない様に商品を仕入れることが出来る。
また、クレームを入れることで廃棄が出れば、廃棄処分にかかるコストが商品に乗っていることを忘れない様にしよう。クレームを入れることは、投げたブーメランが返ってきて自分の頭に刺さっているのと同じことだ。


期間限定商品の廃棄を無くす一番いい方法は、無駄なイベントを無くすことだ。無駄なイベントが無くなれば、期間限定商品に関わる人の労働も楽になる。
しかし、これらのイベントを楽しみにしている人もいるし、資本主義の社会なのでこれは出来ない。


期間限定商品に興味が人が増えると、興味を持ってもらうために面白い商品が出たりするだろう。価格の割に所品がしょぼいと思う人が増えれば、お得感がある商品が出てくるだろう。
こうしたイベントは、自由に競争することで改善していくのだろうなと思う。