進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

会社でやる気を失くして行方不明

入社したときは、ばりばりの社畜だったサイタマです。当時は残業代が付かなくても残業して会社に貢献したいと思っていました。

今となっては、仕事はサボりたい。出来るだけ楽な仕事がしたいと考えているだけでなく、ブログで社畜ブラック企業に対して否定的なことを書いている。
最初から仕事が嫌いではなかった。新卒で入社した頃は、社畜精神があった。
社畜時代は、仕事に対してやる気があったし、プライベートを犠牲にして仕事をするのは当然だと考えていた。残業や休日出勤もしていた。仕事以外の時間は、職務に関する勉強に充てる。
プライベートを充実させる為に仕事をするのでなく、仕事の為に生きるのが当然だといった価値観が有る社畜だった。

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研修が終わって配属された直後までは、社畜精神はあったしやる気もあった。
しかし、配属された後の労働環境は連日のパワハラがある。パワハラを受けながら長時間残業が当たり前、激務とパワハラで潰れた先輩を見て、極めつけが安月給である。
パワハラに関しては、ミスをするたびに怒られ、貶され、馬鹿にされた後に、反省文と対策を考えて書かされる。上司のミスも擦り付けられて、それに関しても反省文を書かされる。
残業に関しても無法地帯の様になっていた。労働基準法なんて気にせず残業をしていて、100時間超えることが勲章の様に言っていた。本当にふざけている。
給与に関しては、40代の主任であっても、初任給と大して変わらない給与であった。


劣悪な労働環境で働くうちにやる気が無くなってしまった。
もちろん、やる気が無くなった原因は、全て会社にあるとは思っていない。
僕が、パワハラを受けて嬉しくなる、長時間残業の疲労感が気持ち良く感じる、潰れる先輩を見て何とも思わない、クソ安い給与を見て高揚感を感じれるといったバリバリの変態野郎であればやる気が無くなることがなかった。
そんな感性を持っている訳もなく、会社でやる気を失ってしまった。今となってはやる気は行方不明になってしまった。探す気もない。


やる気がない今となっては、自主的に仕事をすることは無い。ややこしそうな仕事は断る。疲れたらさぼる、仕事中でも仕事と関係の無いことをしている。
研修や資格もプライベートに役立たないものは受けない。
人間関係でにしても、上司や経営者であっても理不尽なことを言われると言い返す。
社畜とは正反対の行動をしている。サラリーマンとしては、仕事に対する姿勢は最低だろう。
しかし、こんな行動をとっていると、割と楽なポジションで仕事が出来るようになった。
欠点としては、高い評価を貰うことが無いくらいだろう。やる気が無い今となっては、評価なんてどうでもいい。評価されても仕事の難易度が上がるだけで、給与は上がらない。
今も職場では、評価が高くても昇給は殆どないし、役が付いても手当は1万程なので意味がない。役付き手当が少ないのに仕事は増えるので役が付くメリットが無い。
欠点であるはずの高い評価が付くことが無いことですらメリットに感じる。
本当なら、僕の様にやる気がないサラリーマンは、リストラにしても良いはずだ。やる気が行方不明になてからは、管理職には「辞めたい」と伝えたし、経営者に「もいつでも辞めますよ」と言ったが止められた。
僕の職場では、安月給で長時間労働が有るので、人は辞めていくし、求人を出しても集まらずに人手不足だからリストラが出来ないのだろう。自業自得である。


ここで一つ思うのは、定時帰宅が出来て、給与もそこそこもらえたら、僕もやる気を失うこともなかった。
パワハラの原因も、長時間労働と給与が安くて生活が苦しいからストレスが溜まりその一部を何も言い返さない新入社員で解消していと思う。
残業がなければ、潰れる先輩を見ることも無かっただろう。やる気をなくすきっかけが無くなるわけだ。
経営者の従業員に安い給与しか払わない、長時間労働をさせて、利益を搾取した結果、やる気のないサラリーマンが生まれる。
やったことは自分に返って来ただけである。


経営者の利益だけでなく従業員の利益も少し考えて行動していれば、やる気のないサラリーマンは減るし、人が辞めるなどによる人手不足が起こらないので、辞めたい人を止めずに済んだ。
そもそも、そういう会社なら僕は採用されたなかったか。