進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

サラリーマンは楽してこその価値

働くからには100%の力を出せ。

必死に働いて、私生活では働く準備をしてまた働く。

サラリーマンをしていると兎に角必死に働くことが正しいとされるが、こんなもんは洗脳である。結局のところ、経営者が楽して儲ける為に植え付けた価値観でしかない。労働者が安い給与で必死に働いて、勝手に新しい仕事を取ってきたり、生産性を上げたら、経営者は楽ができる。サラリーマンもそうすることで報われたらいいが、報われることはない。仮に100億円の利益を上げたところで1億円すら受け取れない。全て経営者が持って行く。経営者だけが豊かで、サラリーマンはジリ貧、まるで北朝鮮かと思うような労働環境である。

洗脳完了した社畜上司になると、部下に無茶な仕事量を振る。真面目な部下は、真に受けて必死に仕事をした結果、過労死する可能性があるとされる80時間以上の残業を強要されて潰れてしまう。最悪の場合は過労死して星になる。会社側は「自己責任だ」として終わりだ。被害者側が会社の過失を証明しないと労災扱いにもならない。身内を失った遺族に証明させるのはあまりにも酷だ。必死に働いた結果最悪の事態になっても責任は取らない。死人を出しながら必死に働いても儲けるのは経営者だけだ。労働者に還元する気もないだろう。儲かり過ぎても、自宅を建てたり、高級車を買ったり、会社の外装や内装工事して利益を減らして節税する始末だ。こんな経営者のために必死に働くのはアホらしい。社畜はいつまで、無駄な自己犠牲になれば気が済むのか。自由に体が動く間は、経営者を儲けさせる為だけに必死になるのだろう。つまらない人生だ。少し考えると、サラリーマンを必死にやっても損するだけだ。だから、気楽に働くべきだ。

サラリーマンは、必死に働いて成果を報われない。せいぜい、経営者の車のグレードが上がる程の効果しか無い。会社が少し綺麗になるかも。どっちにしろ、労働者に還元されない。一方で、成果が出せなくても給与の額は変わらない。そう考えると仕事で何の成果も出せなくても給与が貰える。これがサラリーマンの唯一の特権である。成果が出ないと報酬がもらえないのは自営業の世界だ。その代わりに成果が出るほど報酬が増える利点がある。今のサラリーマンを見ていると雇われと自営業の悪いところ取りになっている。せめて雇われの恩恵を受けるためにも、成果が出せないサラリーマンになるべきだと思う。社畜上司もいい加減このことに気がつくべきだ。会社に尽くして、部下に無茶をさせても、給与は増えない。効果があるとすれば自身が仕事で辛い思いをする、部下に嫌われるくらいだ。美味しいところは全て経営者が持っている。上司といえど絞りカス程度の給与しかもらえない。絞りカスから税金が天引きされてカスしか残らない。カスしか貰えないなら、仕事もカスカスでいいだろ。

サラリーマンは、出世を目指すのでなく楽なポジションを目指す。仕事が少ないと、定時帰宅がやりやすい。残業をするにしても、残業代が欲しい時だけやればいい。有休取得もやりやす。現状だと、楽しているサラリーマンを蔑む傾向があるのも良くない。むしろ見習うべきだ。あいつがこんな方法を使って楽しているなら、俺はもっと楽なポジションを得てやると意識を高めるべきだ。他にも同僚が有休消化率100%を達成したら。それなら俺は、120%を目指さ無いとダメだ。自身が得をする為にもっと上を目指すべきだ。上司は、仕事を振る際も、部下が仕事中に暇にならない程度にとどめるべきだ。そして上司自身も楽をする。部下以上に楽をしていいと思う。楽をしたければ、這い上がって俺のポジションを奪ってみろと背中で語るのもありだ。部下も出世欲が増すだろう。現代の若者は出世欲が無い問題もこれで解決する。給与が増えないのだから新人から上司まで楽な働き方を目指すべきだと思う。サラリーマンがみんな楽して損をするのは経営者だけだ。もう十分に儲けたのだから、損する役に回ってもいいだろ。

みんなが楽をすると、経営者も必死になって、やる気を出させようとするだろ。まず、社畜精神を教え込むことから始めるが、そんな程度でやる気を出してはいけない。給与体系が改善されて、給与明細を見たときにやる気が出るまで、サボって改善が進むのを待っていればいい。働くのは給与が上がってからで遅くはない。給与が上がらないなら、楽した方が得だ。

サラリーマンの待遇が揃いも揃って悪いのは、安い給与で必死に働いてしまうからである。給与を上げたいと思うなら必死に働いても無駄だ。逆に給与が少ないなら提供する労力も絞らないと、経営者も給与体系を改善しない。十分な労力を得てしまうとそれ以上は給与を上げない。労働の対価が給与で支払われるようになるまで、徹底的に楽をするべきだ。そうすれば仕事での苦労は減る。

サラリーマンは、社畜化に気をつけろ。