進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

本音を言っても大丈夫

サラリーマンの中には本音が言えなくて困っている人は多く居るのでないかと思う。僕もそうだった。
正社員だからと言うだけで、仕事は積極的に取り組まないといけない。やる気が無いなんて言えない。出世意欲も有る必要があるし、任された仕事に責任感を持ってなどが無いと社会人として失格だと思っていた。
それ故、仕事が嫌いな人は本音が言えない。言うと職場に居づらくなる。もしくは、辞めさせられると思ったいたが、この考えは間違っていた。


仕事を辞めても良いか位の気持ちで、上司に本音を言ったことが有る。
その時に気が付いたが、本音を上司や経営者に言っても何も起こらない。今後起こるのかもしれないが、今のところ何ともない。


大雑把に僕の職場を紹介すると、「残業=仕事を頑張っている」という価値観があり、上司も典型的な社畜で仕事に全力を出して取り組まないといけないと思っている。
また、責任ややる気はあって当然だと考えている。給与が安いのは秘密だ。
典型的な昔ながらの企業で、本音を言ってはいけない雰囲気が有る。


僕が社畜上司や経営者に言った本音は以下である。会話の前後やそれを言うまでの過程は省く。全部書くとブログの1記事になってしまう。
「やる気はない」
「定時帰宅が当然だ」
「仕事を辞めたい」
「残業を無くす気が無いなら納期は守らない」
「私生活の為に働いている」
「左遷して欲しい」
他に社長の経営方針を否定したことも有る。本音を言い出したのは4年前からだ。


これだけのことを言うと、リストラに遭うか、劣悪な部署に異動させられる。評価は下がるのは当然だと考える人が殆どでないかと思う。
しかし、これら全部のことが起こっていない。
職場がブラックなので人が集まらない。集まっても仕事を覚えたら転職する人が居るから、リストラには出来ないのだろう。
辞める人が出れば、管理職の評価が落ちる。「辞める」と言えば戦力にならない僕でも止めてくる。


評価に関しても、部下に悪い評価を付けると上司の指導不足になるかた、簡単には悪い評価は付けれないのだろう。
部下が「やる気がない」発言をした時も、やる気を出させるのは管理職の仕事だと経営者が言っているのでないかと思う。
だから、部下にやる気が無くても、経営者に知られない様に隠しているのでないかと思う。


本音を言うと困るのは、部下の方だと思い勝ちだが、実際のところ困るのは上司の方でないかと思う。
部下に問題が起こると管理職のマネージメント不足とされるので、本音で発言されると管理職の方が困る。
辞められて自身の評価が下がることを気にする管理職は、辞めれない様に何かしら対策を打つ場合も有る。
本音で話すことで、改善されることも有るかもしれない。


本音が言えずにストレスを抱えている人は、上司や経営者に対して本音をぶちまけた方が良い。
困るのは、本人ではなくて、上司の方だ。
本音で言われると困るので、そんなことをしたら本人が困ると思い込まされる。言いたいことは言うべきだ。


本音を言った後の最大のリスクはリストラだと思うが、滅多にされることは無いし、仮にされたとしても、ストレスを抱えて体調を崩す方が、後の人生にとって損失になる。
リストラにあっても、ストレスを抱えながら働いている職場は、労働環境が悪いので、今上の職場は見つかると思い込んで行動した方が良い。


本音を言われて困るのは上司の方なので、どんどん言いたいことは言おう。
本音を言うことで恐れている自体は起こらない。


注意しておくと、勘違いしてはいけないのは、立場が下の人にはしてはいけない。
そんなことをしても、何も改善はされない。下手したら、いじめやパワハラになる。