進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

上司から失望された方が気楽

入社すると何故か上司は新人に期待する。新人もその期待に応えようと頑張ることが多い。
期待に応える為に仕事をしてミスすると上司から「失望した」と言われて、落ち込む新人がいる。
僕も最初は、上司の期待に応えた方が良いと思った時期もあったが。ミスしたりして失望された。
失望されて気が付いたことは、仕事が楽に出来るようになった。そもそも、期待に応えることが出来なくても気にする必要もない。

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失望されるということは、最初は期待されていたことになる。この期待は、新人が求めたものではない。それならどこから来るのかと言うと上司が勝手に期待している。そして勝手に失望しているだけだ。
新入社員なんて、自力で稼げないから仕方なく就職した人が殆どだし、中小企業に入社した人は本当に入りたい企業が入れず仕方なく入った。
そんな人に勝手に希望を持って、勝手に失望している。こうした上司のハードルは無駄に高い。越えることが出来るのはほんの一握りだと思う。
例えば、ジョギングを始めたばかりの人にいきなりフルマラソンを完走してこいと言っているようなもので、期待したタイムが出なかったら失望しるようなものだ。
本人にはどうすることも出来ない。
こうした上司に振り回されて、一喜一憂しても本人が辛い思いをするだけだ。
上司に失望されても気にしない位でいい。


上司の期待に応えることが奇跡的に出来ても、報酬が付いてこない。
上司自身も新人同様に権限が無い。上司が部下の給与を上げようとしても無理だ。結局、会社の給与体系に乗っ取って少しずつしか上がらない。
上がっても給与は少しか上がらあない。それどころか期待に応えると仕事量や責任が増えるだけで応えても旨味が無い。
一度期待に応えてしまうと、次も答えることが求められる。給与は上がらないがハードルばっかり上がっていく。期待に応えることが当たり前になってしまい。期待を越えることが出来なければ、怒られる。
給与の上がり幅に比べて大幅に仕事量や責任だけが上がり、割に合わない。
せめて期待をするならそれ相応の給与を払って人を雇うべきだ。
ブラック企業だと期待はするけど薄給だったりする。どれくらい薄いかと言うと、金箔かブラックの給与かってくらい薄い。給与をよく見ると透けて給与袋の向こう側が見えてくる。
薄給なのに、給与には君たちの期待値も込められているなんてい言われる事が有る。ブラックの給与に期待値が入る余地が無い。


僕は、期待されていた時期があったが、入社後の最速で失望された。マッハなんぼで飛ぶ戦闘機か僕かって位早かった。職場で最速の名を欲しいままにしたことも有る。
最速で失望されて分かったのは、失望された方が仕事が楽になることに気が付いた。
失望られると、振られる仕事量は減るし、簡単な仕事だけしていれば1日乗り切れる。同じ仕事ばかりすると出来が悪い人でもミスをしなくなる。怒られる機会も減る。
欠点があるとすれば、評価が下がることくらいだ。評価が下がったところで、もともと昇給が少ないので損失も無い。
失望された方が仕事が楽になる。


入社した企業が薄給で慢性的に残業が有る企業では、上司の期待に応える価値が無い。
勝手に失望して貰って、可能な限り楽な仕事が出来る立場の確立を目指すべきだと思う。
楽に仕事が出来ると、職場でも自由が利くようになる。失望される良いこと尽くめだ。