進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

社畜は詰めが甘い

独身の同僚が上司に12月24日か25日のどちらかに有給を取りに行ったら、25日が最終日というのもあるせいか「25日はあれだから、24日に取って」と言われたとのこと。「あれだから」ってどれだ。
12月24日か25日といえば、クリスマスイベント。その日に有給を取るといえば、恋人関係の可能性あり。
休みを取って、仲が深まれば、結婚からの子供なんて可能性も上がる。
子供が出来てしまえば、人質となり仕事から逃げれない。上司は仕事を振り放題である。
僕が社畜上司なら「両方とも有給取っても良いよ」と答えて、結婚から子供が出来れば、その後に有給が使えない状況に追い込んでやろうと考える。
社畜は詰めが甘い。「1日の有給取得を阻止した」と喜んでいるのかもしれないが、部下を辞めれない状況に追い込むきっかけを失い会社には大損害を与えている。
社畜は自分の人生を捧げ済みなので、もっと尽くしたいなら、他人の人生を巻き込むしかない。経営者もそれを望んでいる。社畜が経営者の望みに反する行動をしでどうする。
独身であれば無茶な仕事の振り方をすると「ダルい。辞める。後は有給でよろしく」で次の日から来ない。
逃げられると、仕事が余計に激務化する。経営者の機嫌も損なうので、人事評価に影響する。逃げる人は慎重に扱わないといけない。

独身だと支出が少ないので簡単に辞めれる。資産が無くても週3日のバイトをこなせば、最低限の支払いはできる。
正社員だと週5日労働に対して、バイトだと週3日になり、退職すれば、休みが増えるおまけ付き。退職は、ご褒美になる。
これが結婚すれば、状況が変わる。結婚すれば、嫁ブロックと子供が出来れば、養育費がかかる。
容易には退職できない。
それに加えて、社畜を上司にする職場は、薄給だ。
昇給があり、高い給与を払っていれば、わざわざ社畜化しないでも、必死に働く。
給与というインセンティブが無いから、都合のいい価値観を植え付けて、社畜化しないと働かない。
なので、薄給の職場は社畜上司を飼いならしている。
既婚者で給与が安いとなれば、給与を貰い、最低限の支払いをするだけで、残高が残らない。いつまで経っても、残高が増えない。
お年玉を貰う子供の口座の方が多いのでないかと思う程だろう。
次の給与を貰わないと生活が出来ない状況に追い込めば、社畜や経営者がコントロールできる。
納期が間に合わない仕事を振れば、勝手の残業をしてでも間に合わせる。
難しく薄給に見合わない仕事を振っても、文句をいわずに黙々と働く。
不満に思っても陰口を言う程度で、上司や経営者は直接聞く機会は無い。
正常な従業員でも、結婚して子供が出来てしまえば、社畜や経営者にとって都合がいい社畜になる。

本当に勿体無い。クリスマスに有給を取らせるだけで、部下を社畜かさせる可能性が有った。
社畜上司が今以上に会社に尽くすには、部下を利用するしかない。
社畜は既に、人生を経営者の利益の為に捧げているので、これ以上捧げるには、部下の人生を差し出す以外の方法は無い。
部下が勝手に恋人を見つけて、結婚しれくれれば、何もしないでも進んで社畜化する。
既婚者になれば、間に合わない量の仕事を振って、1日すら有給が取れない状況に追い込めた。
有給取得を拒んだばかりに、部下を社畜化させチャンスを逃す。
目先の利益しか考えていないから、簡単なミスをする。