進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

子供3人産むと破産しそう

日本は少子化が問題視されてから久しい。だからと言って、子供を生めと言われても困る。
政治家が「子供を3人は産んでもらわないと」と発言して炎上しているようだ。
一人が3人以上産めば少子化に歯止めがかかると言った、複雑な数学を駆使して導き出したのだろう。
確かに、3人以上産めば少子化に歯止めが掛かるのだろうが、今どき3人も子供を産んで育てる程の経済力を持っている人はかなり少数である。
所得が高い旦那でないと、嫁さんは3人育てながら労働もして貰うことになるだろうが大変だと思う。途切れずに共働きをして貰うことは期待できない。一定期間は、一人の収入で養うことになる。
所得が高い人しか、子供3人いる家庭を養えない。もしくは身内の支援を期待するしかない。
子供を3人産める家計は少数だと思う。ブラック企業勤めだと無理だ。

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ブラック企業勤めで薄給激務の環境で労働している人は多くいる。給与が少ないと結婚すら厳しい。
ブラック企業に居ると、生活費を支払うだけで給与が殆ど残らない。
結婚するだけでも厳しい。結婚するには、交際費はいるし、結婚資金や一緒に住む為にもお金がいる。
それらの支払いをしてから子供を産んで育てる費用が支払えるとは思えない。
薄給のサラリーマンをなら、腰を振るたびに破産の文字が頭をよぎる。打ち出の小槌の様にはならない。小槌と違って振れば振る程、貧しくなっていく。
ブラック企業なら、子供が出来ても手当が増える無い。それどころか、子供がいると退職しないので冷遇される。簡単に辞める新人だけ昇給して、中年従業員の給与は据え置きにされる。
インフレや増税で生活費が上がれば、更に生活が苦しくなる。
そんな状況の中が社畜で、会社の為に尽くして、部下にも無理な働かせ方をしている様子を見ると可哀そうになる。
社畜をしても、家族を養えるギリギリの給与しか貰えない。子供が大人になりお金が掛からない様になる頃には、老いぼれた体しか残らない。


ブラック企業勤めしていながら結婚して子供を育てたいと思っているなら、早く転職を検討した方が良い。
ブラック企業勤めで家族を養っているサラリーマンの様子を見て生活に余裕がなさそうなら、昇給が少なく、手当ても出ない企業である可能性が高い。
そんな企業は早く辞めた方が良い。結婚して子供が出来てからだと、身動きが出来なくなってしまう。生活費=給与となると辞めれない。
辞めれないとなるとブラック企業は足元を見たかの様な待遇を受ける。昇給や手当ては無い。
更に辞めにくくなる。上司に「辞める」と伝えると「家族をどうやって養うのだ」と脅しをかけられることも有るだろう。
そうなると、ブラック企業に家族を人質に取られている様なものだ。ブラック企業は従業員から搾取することしか考えていない。家族持ちのサラリーマンは絶好ターゲットになる。給与を上げて貰うことは期待してはいけない。
独身の間に転職をして、家族が養える程の給与が貰える企業に行くべきだ。
ブラック企業勤めのまま結婚して子供が出来ると、定年まで薄給激務の奴隷労働が確定する。薄給激務だと、家に居れるお金は少ないし、帰宅が遅いので家事も出来ない。こんな旦那に良い感情がわかない。
家での扱いも悪くなるかもしれない。ブラック企業勤めの男が結婚して子供養うと、会社では社畜をし、家では家畜をする羽目になる。


独身の頃だと、自分の生活費が払えればいいので、節約すれば何とでもなる。
転職して良い企業に入れるまで転職を繰り返す事だって出来るはずだ。
結婚するなら、ホワイト企業に勤めてからにした方が良い。
しかし、中々転職に踏み切れない。辞めた後に仕事が就ける保証は無い。
転職出来たとしても、今より悪い環境で働くリスクも有る。一度やめると、元の職場に戻れない。
これらの、不安を軽減する為に、政治が有る。


政治家も「子供を生め」と言うなら、景気を良くする努力をしてい頂きたい。
景気を良くする為に無駄な増税はしない、国会で無駄な議論はしない、岩盤規制を無くして、一部の人間だけが利益を得る規制を取っ払う。
この程度のことはしてから「子供を生め」発言をするべきだ。
景気が良いと仕事が沢山有るので、転職も容易になり結婚して子供を産む前に転職をして給与が高いホワイト企業に入ることも容易になる。
現状だと薄給激務のブラック企業が多くて、ホワイト企業に転職することが困難である。
ブラック企業勤めだと、腰を振るたびに破産と激務の文字が頭をよぎる。こんな環境で子供を産みたいとは思えない。