進撃の社畜

ブラック企業を全て駆逐してやる

契約書を出さない企業は信用できない

最近、吉本で闇営業のことが話題になって、いつの間にか吉本が契約書を出さないことに問題点がすり替わっている。
これが闇営業をあやふやにする為の策略だったら凄いと思うが、組織が個人を守ることが無いので、実際にはブラックな体制が見えてしまっただけだろう。

biz-journal.jp


によると、吉本所属となった後、契約書はまったく交わさないとのことである。


僕も社畜を目指していたころは、契約書なんて無くても良いと思っていた。企業を信用して働いていれば報われると思ていたが、実際には契約書を出さない企業は、関わってはいけないブラック企業である。
「契約書なんていらない」と思う人は多くいるかもしれないが、契約書を交わさない契約というのは取引が成立していないし、会社であれば入社してはいけない。


契約書が無いとなると、口頭で契約内容を決めることになる。
「口頭でもいいじゃないか」と思うかもしれないが、口頭だと後で内容の確認が出来ない。なので、後で経営者が内容の変更が出来る。
雇われ側が、「内容が間違っている」と言っても、記録が無いといった言わなかったの水掛け論になってもめるだろう。
雇われ側は会社にとって居ないと困る存在でない限り、経営者の都合がいい内容が押し通される。
最近では、メールや録音をとっていても、後で改ざんしたと言われえると、していないことを証明しないといけない。
契約書が無いと、入社した後に給料や労働時間などの様々な取り決めの変更が出来てしまう。


契約書を交わさない企業は最初から口頭で交わした内容を守るつもりがない。
証拠を残さない為に契約書を交わさない。従業員に不利な内容を押し付けるても証拠が残らない。
後で、従業員に訴えられても、賠償をせずに済む。
もし、正当な方法で雇用契約を結ぶなら紙を2枚用意して終わるだけの話で、大した手間ではない。むしろ口頭で説明する方が手間がかかる。
契約書を出さない企業は信用してはいけない。
働くとなれば、長期に渡り自由な時間を提供して、給与を貰うので、人生において重要な契約になる。
その契約をあやふやにしてはいけない。


契約書を出そうとしない会社は、関わってはいけないブラック企業である。
契約書は企業側かわ出しすべきもので、自主的に出そうとしない時点で、契約を曖昧にして、経営者にとって都合がいいものに書き換える可能性が高い。
後から、契約内容を変えられても、証拠がないので反論したところで上からの圧力で潰されるだろう。
契約書無い企業に関わっても、都合よく利用されるだけなので、すぐに逃げるべきだ。